取材

フルサイズセンサーに迫る高画質をローパスフィルタを省いて実現したミラーレスカメラ「X-E1」実機フォトレビュー


独自のカラーフィルター配列でモアレや偽色の発生を抑えることでローパスフィルターを省き高い解像感と低ノイズ化を実現。APS-Cサイズながらフルサイズセンサーに匹敵する高画質で撮影ができる、というカメラがフジフイルムの「X-E1」です。

フォトキナにあるフジフイルムの展示ブース。


「X-E1」のブース前には人垣ができています。


本体サイズは幅129×高さ74.9×38.3mmで、電池、記録メディアを含む重量は約350グラムです。


フィルムカメラのようなレトロな外観。


レンズを外すとこんな感じ。本体の中に見えるのが1630万画素のAPS-Cサイズの「X-Trans CMOSセンサー」です。


背面は以下の通り。


上から見るとこんな感じ。


ダイヤルの側面には三角形の凹凸「ピラミッドパターン」を採用し、汗などをかいた状態でも滑りづらいようになっています。


底面。


EVFには236万ドットの有機ELを採用し光学ファインダーに匹敵するクリアな画質を実現。実際に覗いてみたところ、多少コントラストなどが強調された見え方になるものの、被写体をクリアーに見ることができピント合わせなどはスムーズに行うことができました。


背面には2.8型のディスプレイ(約46万ドット)を備えライブビュー撮影などが行えます。


ポップアップ式のストロボを内蔵。


なお、この「X-E1」は 既に発売されている「X-Pro1(実売価格13万5000円前後)」の廉価版という位置付け。発売予定は2012年11月上旬で、予想実売価格はボディのみで9万円、「フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」付きレンズキットが13万円前後となる見込みです。

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in レビュー,   取材,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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