ハードウェア

長いアドレス入力を手助けしてくれるIPv6入力専用のUSBテンキー「IPv6 Buddy」

By Jemimus

IPv4のグローバルアドレスが枯渇してしまうIPアドレス枯渇問題に対応するための次世代プロトコルとしてIPv6がありますが、表記方法が10進法から16進法になり、アドレスの区切りもドットからコロンへと変更され、入力がけっこう面倒になります。

そんな手間を省いてくれるのが、IPv6に特化したUSBテンキー「IPv6 Buddy」です。

IPv6 Buddy
http://www.ipv6buddy.com/



キーはこんな感じで、0~9の数字キーだけではなくA~Fのアルファベットキーが加わり、テンキーだけで16進数を入力可能。IPv4で桁区切りに使う「.(ドット)」、IPv6で桁区切りに使う「:(コロン)」、さらにIPv6でアドレスを省略表記するときに使用する「::(コロン×2)」も用意されています。


Wikipediaでアドレス表記の例が出ていますが、IPv4では

192.0.2.1

とアドレスの値を8ビット単位でドットで区切っていましたが、IPv6では16ビット単位でコロンで区切るため

2001:0db8:bd05:01d2:288a:1fc0:0001:10ee

のように表記します。しかし、これでも長くなってしまうため、「0」から始まるセクションは頭についた0を省略して「0010」であれば「10」と表記することができます。また、アドレスの値として「0000」が連続する部分は1カ所だけ「::」で省略することができます。

2001:0db8:0000:0000🔢0000:0000:9abc

2001:db8:🔢0:0:9abc

この入力に必要なキーがすべて揃っている、というわけ。

テンキーの幅は90mm、高さは15.40mm(手前側)~20.40mm(奥側)、キーの高さは6.25mm。


奥行きは149.97mm。


価格は1つ19.95ドル(約1600円)で、10個セットで購入すると179.55ドル(約1万4000円)。なお、FAQでジョークグッズであることが否定されています。

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in ハードウェア, Posted by logc_nt

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