試食

「火を噴くほどの辛さ」なケンタッキー「ファイヤーウイング」を食べてみた


香辛料などの辛いものは消化器官を刺激し食欲を増進させる効果があると言われ、夏場になると激辛系の食品が数多く登場します。7月25日(水)よりケンタッキーから登場した「ファイヤーウイング」(税込140円)は唐辛子&ハバネロのきいた「赤辛」と、黒酢&胡椒の「黒辛」の2種類で、どちらも「火を噴くほどの辛さ」に仕上げてあるそう。数々の激辛系食品を食べては来ましたが、汗や涙を流すことはあってもさすがに火を噴くほどの辛さは未だかつて経験したことが無かったので、どんな感覚なのか確かめに行ってきました。

夏の暑さをのり切る、辛口メニューを拡充 唐辛子&ハバネロの"赤辛"と、黒酢&胡椒の"黒辛"が選べる火を噴くほどの辛さの新辛口チキン「ファイヤーウイング」辛口チキンがたっぷり入った「夏盛パック」3種と「お盆バーレル」3種7月25日発売

お店に到着。


この日は曇りながらも最高気温34度の暑さでしたが、カーネルさんは麦わら帽子の効果もあってか、全く暑さを感じさせない表情。


今回の「火を噴く辛さ」はいったいどんな味なのか、楽しみながらも若干怖い気持ちが入り交じりドキドキ。


注文をしてやってきたのはこちら。袋の上部が「赤辛」「黒辛」となっていて見分けがつくようになっています。


まずは「赤辛」から。


「ご注意 とても辛いチキンですのでお子様や辛味の苦手な方はご遠慮下さい」との注意書きがあり、「そういえば先日もこれと同じような注意書きを見たな……」と思い当たったのがコレ。「火を噴く辛さ」なので、恐らくは「すこびる辛麺」よりも辛いと思われます。


で、袋を開封してみると、なんだか小さな肉がコロリ。


オリジナルチキンと比べてみるとこんな感じで、値段も税込140円とオリジナルチキンが税込240円であることを考えると妥当なところなのかも。


「恐らくオリジナルチキンと同じくらいの大きさではあまりの辛さに食べ切れないということだろう……」と勝手に納得。それにしても見た目はちょっと赤みがかっているものの、思ったほどに赤々としておらず、「ほんとに辛いのかな?」とちょっと心配に。


甘酸っぱさの中に唐辛子とハバネロの辛みを利かせた特製ソースが使用されているそうです。表面は酢豚のようにテカテカ。


では実食!唐辛子やハバネロが使用されていますが辛さは弱めで、どちらかと言うとチリソースのような甘辛さが感じられます。食べ進めていくと、少し舌にピリッとくる感触はありますが、辛さに弱い人が食べてもほとんど問題ないレベル。辛さは弱めですが香辛料がきいているのか、額などにうっすらと汗が出てきて、体がなんとなく熱くなった感触はありました。


肉はケンタッキーのオリジナルメニューのようなジューシーさは無く、タンドリーチキンのようなパサッとした食感。また、ガブリとかぶりつけるタイプのチキンではなく、よくあるお弁当のおかずに入っているチキンのような骨の周りの肉をチビチビ味わう感じです。


次は「黒辛」。


右にあるのが「黒辛」、「赤辛」と比べると色はだいぶ濃くなっていますが、醤油と黒酢が使用されているためです。


こちらは、唐辛子とハバネロではなく白胡椒と黒胡椒が使用されており、スパイシーな味に。


このテカリ具合がなんとも言えず食欲を誘います。


味は「赤辛」と同じく甘辛い感じ。舌を刺激するピリッとした感触はありませんが、白胡椒や黒胡椒ののスパイスがきいていて、中華料理店の「手羽先甘酢あんかけ」のような味。やはり身は少なめで、濃いソースの味が強く感じられるという内容。


どちらも辛さ的には「レッドホットチキン」よりもかなり弱めで、「火を噴くほどの辛さ」とはほど遠く、むしろよほど辛さが苦手でない人でない限り楽しめる内容となっています。


ボリュームも味もガッツリとしたものを期待している人には向きませんが、値段はオリジナルメニューに比べると安めで、ほんのおやつ感覚でいつもと違った味を感じたいという場合であればいいのかも。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
ケンタッキー食べ放題レポート、一体どれぐらい人が来て実際はどうだったのか? - GIGAZINE

ケンタッキー食べ放題、3時間で約25万7000ピースが注文されたことが明らかに - GIGAZINE

全国で唯一ケンタッキーフライドチキンが食べ放題の「カーネルバフェ」に行ってきた - GIGAZINE

ケンタッキーのレモンマヨ・韓国ピリ辛・激辛唐辛子の3種ソースが選べるレッドホットテンダーなど新商品3種の辛さはこんな感じ - GIGAZINE

中国でカーネル・サンダースの妹らしき人物を発見 - GIGAZINE

in 試食, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.