コンセントにUSBポートを増設する「Power2U」


スマートフォンやデジカメを充電するとき、パソコンをわざわざ起動しなければならなかったり、USB変換アダプタでコンセントの周りをプラグだらけにしてしまったりと不便なことが多いですが、USBをそのままコンセントに差し込んで充電できるようにするのが「Power2U」です。USBプラグが使用できる電子機器なら種類を選ばず、5ボルト×2000ミリアンペアの最大出力でiPadも短時間で充電可能です。

NewerTech® Power2U™ AC/USB Wall Outlet
http://www.newertech.com/products/power2u.php

色はホワイト、ライトアーモンド、ブラック、アイボリーの4色展開なので、部屋の雰囲気や壁紙の色にあったカラーを選べます。


iPad、iPhone、iPod、Android、デジカメやゲーム機などの電子機器でUSBプラグで充電できるものならどんなものでも使用可能。


Power2Uの設置方法は以下から。

Geek upgrade: review and installation of NewerTech Power2U USB outlet | Ars Technica
http://arstechnica.com/apple/2012/06/geek-upgrade-diy-install-of-newertech-power2u-usb-outlet/

Power2Uの取り付けに必要な道具はこれだけ。ドライバーとペンチです。


取り付けが非常に簡単なのもPower2Uの利点の一つですが、設置する際にいくつかの注意点があります。


ペンチやドライバーを使った単純作業で取り付けが可能ですが、日本ではこの作業を行うには電気工事士の資格が必要なので、もし工事を行う場合は電気工事士に依頼してください


Power2Uを取り付ける前に、壁の中のギャングボックス(コンセント本体の収納容器)がPower2Uに適応するかどうかを確かめて下さい。家庭で一般的に使われている安価な 3インチ(約7センチ)x2インチ(約5センチ)の"gem box"という種類のギャングボックスはPower2Uにフィットしません。


gem boxを使用している場合は、gem boxをギャングボックスを置き換えましょう。そのための費用は最低100ドル(約8000円)くらいです。これで準備はOK。


上記作業は少し手間がかかりますが、Power2Uは家庭で使われているものにそのまま置き換わるように作られているので、取り付け作業自体は簡単です。またアメリカの安全規格であるULに認可されており、安全性は保証済み。USB充電ポートは最大5ボルト2000ミリアンペアまで出力可能なのでiPadも充電できますが、iPadと同時にその他のデバイスを充電するときはちょっと充電に時間がかかります。


Power2UのUSBポートにはシャッターがついており、ホコリやゴミが入らないだけでなく、使用しないときはUSBポートを完全に遮蔽(しゃへい)します。ケーブルがデバイスと繋がっていないときでも、コンセントに差し込まれたいくつものプラグには少しずつ待機電力が流れ、電力と電気代を消費してしまいます。複数のデバイスを同時に使用している場合、このようなことの防止策としてシャッターが役立つというわけです。


ではPower2Uを取り付けます。はじめにブレーカーのスイッチを切り、電気が流れない状態にします。このステップは絶対にとばさないでください。


電気が流れないことを確認して、コンセントのプレートを外します。


ギャングボックスの中からコンセント本体を取り外します。


写真の3つのワイヤのうち、黒いものがブレーカーから120ボルト/15アンペアの電流が流れているワイヤです。白いワイヤはニュートラル線、緑のワイヤはアース線です。3つのワイヤをギャングボックスから抜き出します。


古いコンセントをギャングボックスから取り外すと、次はPower2Uを取り付ける番です


3つのワイヤをPower2Uに取り付けます。Power2Uには3色のボルトがあり、どのワイヤにどのボルトを繋げればいいかが一目で分かるようになっています。


ワイヤを繋げたら、たるんでいる部分を集めてPower2Uの中にしまいます。この時、緑のアース線を黒いワイヤと白いニュートラル線のどちらにも接触させないようにしましょう。漏電や火災の原因になります。


ギャングボックスにPower2Uを再びしまって……


プレートを上から取り付けたらできあがり。


作業が完了したらブレーカーを上げます。これでUSBによって充電が可能になるというわけです。


なお、Power2Uには模造品がいくつかありますが、いずれもULによって安全の保証されたものではないので注意が必要です。

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in ハードウェア, Posted by logq_fa