メモ

ターミネーターマニアがこだわり抜いて製作した「T-800」頭部可動モデルが出品中


ターミネーター好きが高じてT-800の可動胸像(アニマトロニクスバスト)を作り出してしまった人がいるそうです。そのこだわりは徹底しており、作中にいくつも出てくるT-800のエンドスケルトンの中から、ラスト近くでサラ・コナーを工場内で追いかけるシーンに出てくるものに絞って、「『動くT-800を作る』ではなく、『T-800を動かす』」というテーマで製作したとのこと。

T-STUDIO : ANIMATRONICS WORKS
http://t-800.jp/



製作したT-STUDIOのサイトは「ターミネーター」を強く意識しており、ほぼ英語となっていますが、これは「エンドスケルトンの写真はアルファベット以外の文字で装飾したくない」というこだわり。管理人さんは名古屋在住の日本人で、なぜこのサイトがこのような形になっているのか「日本のみなさまへ」というページを設けて解説しています。

こちらが製作したT-800 エンドスケルトン。Yahoo!オークションに出品中で、開始価格は90万円から、240万円で即決と設定されています。

TERMINATOR ターミネーター T-800 Animatronic エンドスケルトン - Yahoo!オークション



製作過程の写真。完全に1から作っているわけではなく、M1号社の1/1スケールキットをベースにしています。T-800のエンドスケルトンは当時のシュワルツェネッガーの頭蓋骨とそのまま交換可能と言われるほどに似せて作られていたそうなので、この歯並びは当時のシュワルツェネッガーの歯並びそのものと言えます。


特徴的な眼球


背骨部分


この段階でもわりとそれっぽい見た目になっていますが……


目が赤く光ると映画第1作の恐怖が甦ります。


眼球オンリー


表面は6層クロームメッキ(電解メッキ)処理しており、市販品の蒸着メッキよりも輝き、強度、コストの全面で優れているとのこと。


そしてこのT-800は動きます。どのように動くのか、YouTubeにムービーがアップされていて確認できるようになっています。動きは1分半のシーケンスが2種類登録されています。

再生シーケンスAはこんな感じ。なお、動作モデルは今回販売されているver.2.3ではなく、現在高山市の留之助商店で展示されているver.2.2を使用。

T-STUDIO : Terminator T-800 Animatronic Bust ver.2.2 - YouTube


再生シーケンスB。こちらはver.2.3で動かしています。

T-STUDIO : Terminator T-800 Animatronic Bust ver.2.3 - YouTube


オークション出品物の内容はM1号キット改・T1版アニマトロニックバスト本体(台座直径約330mm/全高(アクリルケース天面まで)約515mm)、専用アクリルケース、専用リモコン、電源ケーブル(プラグ形状は日本のコンセント仕様/接続部分はメガネ型インレット仕様で着脱可能)、操作マニュアル。当然ですが量産できる品ではなく、オンリーワンの「作品」なので、ターミネーターマニアであれば持っておきたい品ではないでしょうか。


ちなみに、このT-800 エンドスケルトンが作中に出てきた工場追跡シーンはこんな感じでした。映画「ターミネーター」のネタバレでもあるので、知りたくない人は注意。

Terminator Ending Scene - YouTube



・つづき
ターミネーターの本当に動かすことが可能で内蔵カメラによって視界も再現したヘッド部分がワンフェス会場に登場 - GIGAZINE

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in メモ,   動画,   映画, Posted by logc_nt

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