モバイル

auが高速通信「4G LTE」を前倒しで開始することを発表


auの新機種発表会2012年夏「au 発表会 2012 Summer」にて、当初計画の2012年12月から前倒しにして開始することを発表しました。

USTREAM: au発表会: 5月15日(火)AM10:00 au発表会を開催いたします。 発表会の様子はこのチャンネルでご覧いただけます。 是非ご覧ください。 . ...
http://www.ustream.tv/channel/au-happyoukai


KDDI株式会社代表取締役社長の田中孝司氏によると、「4G LTE」を前倒しで開始し、今年の年度末には実人口カバー約96%を目指すため、800MHz帯・1.5GHz帯に加えて2GHz帯もカバーすることによって、高品質のLTEを一気に全国展開するそうです。

◆質疑応答
日経新聞 金子:
「ビデオパス」「うたパス」についてコンテンツ数が書かれていませんが、これは公表できないということかと思うが、なぜなのか?数で勝負しないということなのか、自信がないということなのか。2つめ、LTEの「実人口カバー率96%」というのがあったが、その意味がよく分からない。通常の人口カバー率でいうとどうなるのか?そして些末なことだが、LTEに関して、4Gと初めて名乗られたかと思う。これまで3Gの延長線上でやってきたかと思うが、これは方針転換なのか?

高橋専務:
自信がないわけではなく、「ビデオパス」については3000番組でスタートしようと思っている。最新ラインナップが入っているということについては他社もまだやっていないことなので、今回の発表ではそこにフォーカスを当てたいと思った。タイトル数は続々と増やしていきたいと思っている。
「うたパス」はLISMO unlimitedもあるので数は揃えている。邦楽も続々入れて欲しいと思っている。音楽を購入してもらうための導線になると思うので、音楽業界にとってもいい話だと思う。タイトルについては検討中。

田中社長:
LTEを「実人口カバー率」ということで説明したが、カバー率と何が違うのかということについては実人口の方が正確。どういうことかというと、日本地図をメッシュで区切って、小さな四角形に電波が届いていたらそこの人口はカバーできたと判定するということ。これまでのカバー率はお役所のあるところまで電波が来ていると、それでその地域の全人口をカバーしたと判定していて、あまり正確じゃないよと。業界は実人口カバー率を採用している。ここまでカバーすると、昔の数字に戻してもあまり数字が変わらなったかと。
「4G」は、世界的に「4Gって言っていい」ということなので4Gということにした。昔は「3.9G」なんて言っていたが、海外のキャリアも4Gといっているので、「4G LTE」という名前にさせてもらった。

金子:
「うたパス」のコンテンツ数はLISMO unlimitedとイコールなのか?

田中社長:
同等以上の数を用意する予定で、最終調整中。

フリーランス 神尾:
ビデオパスとうたパスの今年度の契約者目標数を、大まかな数字で構わないので。2点目、ビデオパスの対象デバイスの確認。タブレット端末とあるがAndroidとiPad、両方なのか?OS表記が曖昧なので詳しく。3点目、Appleとのすみ分けの部分。ラインナップにAndroid端末が充実してきたが、ハードウェアでのすみ分けはどういう戦略?サービスでは映像や音楽サービスが充実してきて、こちらもAppleとの重複感が出てくるが。

高橋専務:
目標数については、今回はあまり開示していません。スマートパスが年度末に500万契約と考えているので、ビデオパス、うたパスは数十万程度でやっていきたいと思っている。OS対応は、当面はAndroidタブレットからやっていき、それからPCに結びつけていこうと考えている。TVへはHDMIケーブルで接続し、本日発表したSTB(Smart TV Box)にも展開していく。一方、iOSへは調整が必要だと思う。最後の質問にも関係するが、LISMOも決済方法はクレジットだが基本的にはiOSで採用してもらったので、今後、拡大する方向で協議を進めていけばいいと思う

田中社長:
3点目、LISMOがiOSに乗るようになったので、我々としてはAndroidでも、iPhoneでも、PCでも、マルチデバイス環境でマルチユースできるようにしたいという思いがある。いろいろ交渉していきたい。

神尾:
端末でのすみ分けについてコメントを。

田中社長:
すみ分けというのは、実はあまり考えていなくて……iOSが好きな人は3割ぐらいいらっしゃるので、ニーズに応えていく。Androidに限らず、お客様のニーズに合わせてOS戦略は採っていきたい。今回はAndoird中心だが、iOSでも展開を進めていくつもり。

フリーランス 石野:
「マルチデバイス」について繰り返したが、その割にタブレットは1機種で3G対応していないので寂しい印象。タブレットラインナップについては?

田中社長:
いろいろなことがあってこういうことになったが、マルチデバイスをやっていきたいと思っている。現実的に3Gが入っているタブレットはまだまだ弱いと認識している。いずれ、私自身は3Gが入ったタブレットが必要になる時代が来ると思う。マルチデバイス、マルチユース、この世界が、お客様の目線からすると選べる自由。これを強化する方向。

この記事のタイトルとURLをコピーする

in モバイル, Posted by darkhorse

You can read the machine translated English article here.