取材

憧れのモンサンミシェルに会いに行ってきた


みんなの憧れ「モン・サン=ミシェル」に行ってみると、そこには確かにすばらしい景観と、悲しい現実が待っていた。

NHKの世界遺産人気ランキングで1位になるなど数ある世界遺産の中で、特に日本人に人気があるのがフランスのモンサンミシェルですが、何がそれほどまでに人を惹きつけるのか実際に見てきました。

皆さん、こんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、現在パリにいます。

先日、パリから少し足を延ばして憧れのモンサンミシェルに行ってきました。

モンサンミシェルは、フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島に築かれた修道院で、重要なカトリックの巡礼地のひとつであり、1979年、「モンサンミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

モンサンミシェルはこの辺り

より大きな地図で モンサンミシェル を表示

スタートはパリのモンパルナス駅


フランスの新幹線TGVでまずはレンヌまで。約2時間半の道のり


2等車で片道約6000円。フランスらしい斬新な色使い。


1等はこんな感じ。


レンヌに到着


バスに乗り換えます


料金は約1200円。約1時間半の道のりです


車窓からはのどかな田園風景が広がります


途中、こんな素晴らしい風景に出会いました。


島の対岸でバスを降りると……


それは……


圧倒的風格でそこにありました


中央にそびえるのが修道院


島は城壁で覆われています


この美しいディティール


島全体が水で囲まれているのではなく


水が集まってこんな感じで一本の河になっています(モンサンミシェルから対岸を見る)


陸からの海岸線が島まで続いています


上から見るとちょうどこんな感じ


海岸線には海鳥がたくさんいます


海岸線にある注意を促す立て札


モンサンミシェルはヨーロッパでも潮の満ち引きが激しい地域にあります


中世の頃、島はもともと陸続きでしたが、あるとき津波によって陸と切り離されてしまったそうです。

しかし、1877年に対岸との間に地続きの道路が作られたことにより、潮流をせき止めることに。100年間で2mもの砂が堆積してしまいました。近年、急速な陸地化が進行しており、島の間際まで潮がくることは滅多無くなりつつあるといいます。

島に入ります


島のメインストリート


土産物屋とレストランとホテルが軒を連ねます


通りを登っていくと、


修道院への入り口があります


ずっと登っていくと……


修道院や……


ラ・メルヴェイユ(驚異)と呼ばれる一角にある回廊など……


様々な美しい空間が待っています


モンサンミシェルではかつての景観を取り戻すべく昨年から、新しい通路を作る工事が行われています。新しい通路は景観に配慮したもの(可能な限り目立たないよう設計されているらしい)になるそうです。


干潟にいくつかの重機を見かけました


泥を除去しているのだそうです


2009年から稼働するダムは堆積物を外へ押し流す役割を担っています


同時に、現在島の手前にある駐車場も対岸へ移動するそうです


どうしてもこの道路が目に入ってしまいます……。


この駐車場はなくなるそうで、安心しました


「遠くから見る分にはそんなに変わっていないよ、ただ、近くに行くとね……」モンサンミシェルを20年以上見続けてきたという宿のオーナーは言いました。


今は工事が終わり、より美しいモンサンミシェルが戻ってくることを祈るばかりです。

(文・写真:世界新聞社/松崎敦史http://sekaishinbun.blog89.fc2.com/

・関連記事
死ぬまでに一度は訪れたい世界の名所29ヶ所 - GIGAZINE

世界各地に存在するとてつもなく魅力的な寺院など10カ所 - GIGAZINE

世界三大滝の一つ「イグアスの滝」の壮観な風景 - GIGAZINE

古代摩天楼都市シバームの幻想的な町並 - GIGAZINE

神秘的で青く美しい不思議な地形「ブルーホール」の写真いろいろ - GIGAZINE

険しい崖のそばにある3つのスペインの町の写真たくさん - GIGAZINE

世界各地の美しいリゾート地や幻想的なホテルの写真 - GIGAZINE

ベトナムの世界遺産ハロン湾と、そこに浮かぶ水上学校の写真いろいろ - GIGAZINE

世界遺産でもある八角形の美しい城「カステル・デル・モンテ」の写真 - GIGAZINE

ガラパゴス諸島がエクアドル政府の努力により世界危機遺産リストから削除へ - GIGAZINE

2008年に自然遺産に登録された世界の名所8カ所 - GIGAZINE

in 取材, Posted by logc_nt