各電力会社の電力供給源や発電所の場所を見える化した「日本の電力地図」


2011年3月11日の東日本大震災より以前、いったい日本の電力会社はどこにどのような発電所を持ち、どの発電所がどれぐらい発電していたのかを「見える化」したウェブサービス「日本の電力地図」を株式会社スプールが公開しました。

使用しているデータは電気事業連合会で公表されている過去の発電電力量を用いており、各地にどういった種類の発電所があるのか、どれぐらいの規模なのかが一発でわかるようになっています。

日本の電力地図(でんりょくマップ)
http://www.denryoku-map.com/



日本には北海道電力、東北電力、北陸電力、東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力という10の地域電力会社があります。それぞれの地域をクリックすることで、個別の電力会社の情報を見ることができます。例えばこれは東京電力。2010年の発電電力量は2億6407万MWh。種別でいうと火力が64%と最大で、原子力は31.8%、水力は4.3%、その他は0%(ごくわずか)。


個別の発電所の情報も見られます。東日本大震災で被災して停止した福島第一原子力発電所は469万2000Kwの発電量がありました。


ページを下にスクロールすると、その電力会社の発電所一覧が都道府県、種別、名前、最大出力、所在地とともにまとめられています。


原子力の発電割合が最も高いのは四国電力。愛媛県に伊方原発があり、全発電量のうち54.8%が原発によるもの。


一方、沖縄電力には原発どころか、水力発電所もなく、火力発電所のみ。


石油、石炭、ガスタービンと燃料はいろいろですが、すべて火力発電所です。


これとは別に「電力業界/社会の主な動き」という共通タブでは、電力業界と社会の動きがまとめられています。直近だと、3月26日に東京電力の柏崎刈羽原発6号機が定期検査のために停止し、東電の原発が全て停止しました。


動きの基点は2011年3月11日、東日本大震災から。電力絡みでどのようなニュースがあったのかを確認できます。


もう1つの共通タブ「発電の種類について」では、日本で行われている主な発電方法の説明が掲載されています。


こちらは主な再生可能エネルギー。

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in ネットサービス, Posted by logc_nt