グリーが出品販売停止と削除をリアル・マネー・トレード専門事業者へ要請

By the|G|™

リアル・マネー・トレード(RMT)とは何かというと、今回のグリーの場合、グリーのソーシャルゲーム上にあるアイテムなど、たとえばソーシャルゲーム上のレアカードなどを販売することによって現金化するというもの。

実際に2012年2月にこのRMTが以下のように大規模な問題に発展したこともありました。

痛いニュース(ノ∀`) : 【GREE】「ドリランド」、レアカードの不正な複製方法発覚でトレード機能停止…数千万円稼いだ人も - ライブドアブログ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1697409.html


簡単な経緯は以下のような感じ。

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/19(日) 12:06:43.83 ID:5kMjYHcM0
本スレでカード増殖法晒したよ!

後続者続出

テンバイヤー晒しage

課金厨発狂wwwwwwwwww

GREEがトレードを停止

これによって5ヶ月で3000万円を荒稼ぎするなど、これまでのRMTのレベルを超越するようなことがグリー上で行われていたことが発覚、名目上は「無料ゲーム」であったものの、実際にはそのレアカードを手に入れるためには何万円、あるいは何十万円も必要であり、だからこそネットオークションなどを使ってレアカード1枚を数万円で売れば、それを買う人がちゃんといて、結果、RMTが成立していた、というわけです。

しかし、このような事態になった以上、もはやグリーも看過する気は一切無く、ついに本日、本腰を入れて対策を始めたことを発表した、というわけです。

グリー株式会社 | ニュースリリース | プレスリリース 2012年 | グリー、リアル・マネー・トレード専門事業者等へ申し入れ
http://www.gree.co.jp/news/press/2012/0330_01.html

グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中良和、以下「グリー」)は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」の利用規約で禁止しているリアル・マネー・トレード(以下「RMT」)(※)に関連する行為の是正を目指し、RMT専門事業者等に対して、出品の停止と削除を書面等にて要請しました。

かねてより「GREE」では、利用規約においてRMT関連行為を明示的に禁止しており、当該行為が発見された場合には、RMT専門事業者等に対する削除の要請等を含め、可能な限り適切な措置を実施してきました。また、本年3月12日には、「GREE」におけるソーシャルゲームに関するサービス向上、適正利用の促進のため、社長直轄の「利用環境向上委員会」を設置しました。この度、当該委員会において検討等を進めた結果、RMT関連行為の禁止をさらに徹底するため、「GREE」外でRMT関連行為を行うためのサイトを運営しているRMT専門事業者等に対して、改めて出品の停止と削除を強く申し入れることとし、2012年3月29日に、合計17事業者に対して、「GREE」を通じて提供されるゲーム上のキャラクター、アイテム、カード、ゲーム内仮想通貨等の一切の販売を停止するとともに、関連するデータを当該サイト上及びサーバーから完全に削除するよう、書面等で要求しました。

なお、当社は、今後とも、RMT関連行為の禁止のさらなる徹底に向けて、全社を挙げて真摯に検討等を進め、随時、可能な限り速やかに必要かつ適切な施策を実施していきます。

ポイントは「RMT関連行為の禁止をさらに徹底するため、「GREE」外でRMT関連行為を行うためのサイトを運営しているRMT専門事業者等に対して、改めて出品の停止と削除を強く申し入れることとし、2012年3月29日に、合計17事業者に対して、「GREE」を通じて提供されるゲーム上のキャラクター、アイテム、カード、ゲーム内仮想通貨等の一切の販売を停止するとともに、関連するデータを当該サイト上及びサーバーから完全に削除するよう、書面等で要求しました」という点です。

なぜここまでRMTに対して厳しい態度を取るのかというその理由は、以下のようなレポートが出たため。

三菱UFJモルガン、ソーシャルゲームの市場規模予測を上方修正…ただし比較対象をパチンコとし目標株価やレーティング引き下げ | Social Game Info

一方、同証券では、ソーシャルゲーム関連企業の目標株価とレーティングを見直した。従来より「ソーシャルゲーム=オンラインゲーム」とみていたが、「ソーシャルゲーム≒パチンコ」として捉え直したという。RMTの期待から大金を叩くインセンティブが働く点や、同一システムの皮替えであること、有料ガチャは大当たりが出る確率を楽しむ点でパチンコと類似していることなどを理由としてあげている。

つまり、RMTはパチンコが三店方式で換金されている実情と似ており、有料ガチャで射幸心を煽るような仕組みもパチンコとそっくり、なおかつ特にカードゲームなどでよく見られるように同じシステムを流用して絵柄を変えただけというケースもパチンコと類似しているため、事実上の「パチンコのようなもの」として当局からにらまれてしまい(三店方式はパチンコ以外は違法)、加えて業界で現在1位のトップであるため、余計に注目を浴びた、というわけです。

なお、今後も「RMT関連行為の禁止のさらなる徹底」をするとのことなので、もっと根本的な対策に乗り出すのかもしれません。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse