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バンダイの「カードダス」が累計販売枚数100億枚を突破

©創通・サンライズ

1988年から「SDガンダム」や「ドラゴンボール」などのキャラクターを使って展開されてきた「カードダス」が、2012年3月に累計販売数100億枚を突破しました。

カードダスドットコム
http://www.carddas.com/

カードダスは1988年に「カードダス20」という自動販売機商品でスタートしました。これは販売機に20円を投入してレバーを回すとカードが1枚出てくるというもので、最初のシリーズは「聖闘士星矢」でした。

中でも、機動戦士ガンダムのキャラクターやMSの頭身を低くした「SDガンダム」シリーズが特にヒット。RPGに出てくるファンタジー世界風の「騎士ガンダム」シリーズは1988年のジークジオン編から1997年のSDガンダム聖伝まで続きました。また、「ドラゴンボール」は1988年の登場から約10年で20億枚を売り上げる大ヒットシリーズとなりました。

©バードスタジオ/集英社 ・ 東映アニメーション

1990年に5枚1組が100円で販売される「カードダス100」が登場。海外にも進出して、カードダスワールドは広がりました。さらに1994年にはジャンボカードダス、1996年にはカードダスマスターズが登場。以後も、「新世紀エヴァンゲリオン」や「美少女戦士セーラームーン」、「金色のガッシュベル!!」「ワンピース」などのキャラクターを次々と商品化してヒットを続けています。

2008年に発売20周年を迎えたときに記念企画として「バトルスピリッツ」をスタート。これはいろいろな種族のスピリット(モンスター)を操って戦うトレーディングカードゲームで、カードダスとしては珍しくテレビアニメやコミックとのメディア展開を実施。おかげで大ヒットして、これまでに累計で9億枚を販売しています。この20周年までに販売した枚数は累計で87億5000万枚で、全国に設置されたカードダスマシンは10万台にもなりました。

©サンライズ/バンダイ・メ~テレ

2009年からは、いろいろな作品のカードが同じルールで遊べる「ミラクルバトルカードダス」がスタート。「ドラゴンボール改」「ワンピース」「トリコ」が参戦しており、さらに今月からは「HUNTER×HUNTER」が、来月からは「NARUTO-ナルト-疾風伝」も加わります。

©POT(冨樫義博)1998年-2011年 ©VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス

©岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ

カードゲームのライバルは多々いますが、まさかカードダスがここまで生き残ってくるとは……。

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in ゲーム, Posted by logc_nt

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