主婦200人の意見で創業約140年の会社が毎日使える「トイレブラシ」を作るとこうなる


一度買ったら不満があってもなかなか買い換えることの無いもの、それが「トイレブラシ」です。実際問題として、おそらく大半のユーザーは「時々、トイレブラシを使う程度。時々と言っても本当に、たまーに使う程度」であるはず。しかし、中には毎日トイレブラシでせっせと少しずつ磨くことで、トイレが汚くならないように気をつけるという人もいるわけです。

で、実際に今まで「毎日トイレブラシでちょっとずつお掃除するユーザー」としていろいろなトイレブラシを使ってきたわけですが、ほとんどのトイレブラシは「この程度でいいだろう」程度の完成度であり、毎日使うことを前提にしていないものがほとんど。場合によってはそのブラシのうたう便利さが「机上の空論」でしかないことも多々ありました。そんな似たり寄ったりのトイレブラシの中で、ついにたどり着いた現時点で究極と言っても過言では無いトイレブラシがマーナ社の「トイレブラシ(税込み1365円)」です。

◆フォトレビュー

パッケージはこんな感じ。


製品名はそのまんま「トイレブラシ」。


パッケージの説明によれば「便器のフチや排水溝が洗いやすい」というのがウリのようです。


「モニターによるアンケート、及び一般の主婦の方々の御意見をもとに従来のトイレブラシに対する不満をチェックし、それらを改善しながら『本当に洗いやすいトイレブラシ』をめざし、大勢の方々の協力によって開発されました」とのこと。なお、マーナ社に問い合わせてみたところ「モニターの数は約200人だった」そうで、かなり徹底した調査を行なっていたことがわかりました。


トイレに置いた際に見える面はこんな感じ。サイズは高さ約437ミリ×幅約100ミリ×奥行き130ミリで、やや大きめ。というか、これぐらいの長さと大きさが無いとそもそも使いにくいものであるにもかかわらず、「コンパクトにしました!」とかいう本末転倒なトイレブラシも中にはあり、「トイレも狭いし、そういうミニサイズのトイレブラシの方が良いのか」と思って使ったこともあるのですが、サイズが小さいと底面積も小さいため倒れやすく、しかも短いので持つためにかがまなければならないという意味不明なことに。なので、これぐらいの大きさは必要なわけです。


裏側はこうなっています。ブラシをカバーの上部にある切れ込みに引っかけて、ぶら下げた状態で保管するようになっているので毛先を痛めることがありません。実際、どういうわけかブラシが底面や側面に接するタイプのトイレブラシだと、自重で段々とブラシがぺったんこになってくるので、こうやってひっかける形にするのは必須。


実際にブラシを握るとこんな感じ。柄の長さは約35センチあるので、あまりかがまずに掃除ができて腰の負担が軽くなります。最初は「なんだかやたら長いぞ……」と感じるのですが、実際に使ってみるとこの長さがちょうど良いというのに気づかされます。


柄の中程には滑りどめの溝があります。また、直径もちょうどいいぐらいの大きさとなっており、やたら細いとすっぽ抜けるし力が入らず、かといって太いと良いというわけでも無いので、実に絶妙な感じに作られています


歯ブラシのような形状のありがちなトイレブラシと違い、ブラシヘッドの毛は全方向に向かって生えています。特定方向を向ける手間がなく、持てば即座に掃除が開始できるため、毎日使うことを考えた場合、機能的な側面に限らず、この方がストレスが減るというわけです。


柔らかい毛と堅い毛を交互に配置することで、いろいろな種類の汚れに対応できるようになっているそうです。


毛を波打たせることで水ハネを減らしているとのこと。


保管時にブラシの下にくる受け口。ポイントは色と深さ。トイレブラシは真っ白な製品が清潔感を出すために多いわけですが、白いととにかく汚れが目立ちすぎ、なおかつわずかな水滴や汚れも目立ってしまうもの。かといって真っ黒だと今度は白いホコリとかが目立ちそうな気もするのですが、トイレに置くものなのでそうはなりません。また、浅すぎるとブラシが露出しすぎ、深すぎるとたまりそうな感じがするものなので、この高さは見かけと乾燥時間とのバランスがちょうどいい具合になっています。


実際にトイレで掃除をしてみると、ヘッドの手前で柄がカーブしているので便器のフチに干渉せず洗いやすくなっていることがわかります。


ブラシヘッドは排水口にピッタリと収まるサイズ。


曲面にもしっかりフィット。


◆一般的なトイレブラシとの比較

編集部で今まで使用していたトイレブラシはこんな感じ。


取り出しは片手でできますが……。


掃除を終えてブラシを戻そうとするとフタが閉じていることがあって不便。


一端ブラシを置いて手でフタを開けなければいけないのでムダな時間を使ってしまいますし、便器の脇に頭を突っ込んで汚れ物を掃除したブラシが触れたフタを開けるのは気持ちのいい物ではありません。


一方、マーナ社の「トイレブラシ」であれば、そもそもフタが存在していないので戻すときの手間がひとつ減ることになります。


このように上から差し込んで引っかけるだけでOK。


フタがないのに、前からはブラシの毛先は見えないようになっています。


ブラシを素早くケースから出し入れしている様子は以下のムービーで見られます。

手を汚さずに出し入れできるマーナ社の「トイレブラシ」 - YouTube


また、編集部にあった別のトイレブラシをチェックしたところ、外観はキレイだったのですが……。


フタの中にはカビのような汚れが黒々とついていました。※クリックするとモザイクが外れます。


ところが、マーナ社の「トイレブラシ」であればフタがないので湿気がこもらず、カビなどの繁殖を抑えることができそうです。


カバーの構造からブラシヘッド、柄の先端など随所に工夫が凝らされているおかげで快適に使用できる製品になっているので、万全の体制でトイレ掃除に挑みたい人は購入を検討してみてください。

ちなみに、このトイレブラシを作ったマーナ社は創業約140年の老舗で、もともとは新潟でハケなどを販売していた会社だったということなので、このトイレブラシに込められた工夫の数々は伝統のなせる技なのかもしれません。

・関連記事
1日わずか19分で自分の家をキレイにする方法 - GIGAZINE

キッチンでの料理や掃除にまつわる、実はちょっと注意した方がいい行動6パターン - GIGAZINE

掃除用具で街の汚れを落として作り上げるアート「リバースグラフィティ」 - GIGAZINE

ロボット掃除機「ルンバ」に日本の住環境に適応した新シリーズ、10月から発売 - GIGAZINE

地面に埋まっている公衆トイレ - GIGAZINE

68

in レビュー,  ハードウェア,  動画, Posted by darkhorse_log