試食

味覚を破壊する激辛料理が多数集結した「KARA-1」で「半殺しカレー」に挑戦


京都府向日市には「京都激辛商店街」と呼ばれる一風変わった商店街があり、このエリアで販売されている食事は「激辛担々麺」や「激辛焼きカレー」などほとんどが「激辛」の名前をもつ料理ばかりとなっています。そして、今回この商店街の店を中心として「激辛グルメ日本一決定戦 KARA-1グランプリ」が開催され、日本各地から総数40店舗が一堂に会するとのことで、一体どんな激辛料理が楽しめるのか確かめに行ってきました。

KARA-1グランプリ|激辛グルメ日本一決定戦

会場は「京都向日町競輪場」。住所は「京都府向日市寺戸町西ノ段5」です。

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会場に最寄りの「阪急東向日駅」に到着。


駅の前の踏切には横断幕も掛かっています。


「京都向日町競輪場」行きの無料送迎バスが運行されており、それを利用して会場に向かいます。


無料送迎バスは阪急バスの車両で運行されています。


会場に到着。「おこしやす」というフレーズいかにも京都らしい雰囲気です。


競輪場周辺の陸橋にも横断幕がかかっています。


ポスターはこんな感じ。


競輪場の中へと入っていきます。


この日は会場では競輪が行われていませんが、車券が場外発売されており、他場で開催されている競輪をモニター観戦に来ている人たちの姿もちらほら。


会場の入口で配布されていた地図。店舗ごとに番号が割り当てられており、行きたい店舗がこれを見ればどこにあるのかすぐ分かります。


マスコットキャラクターの「からっキー」が出迎えてくれました。キリッとした表情。


会場の様子です。競輪場がそのまま会場に使われており、観戦席に座って食事をすることもできます。


開場して間もないので、お客さんはこの時点ではまだまばらです。


会場に入るゲートはこうなっています。


では、早速激辛料理の試食していきます。

◆「半殺しカレー(税込300円)」
お好み焼き幸(京都府京都市下京区七条御所ノ内本町1-1)

辛すぎて食べただけでも半殺しにされる、という意味の恐ろしげなカレー。


カレーとカレーうどんのチョイスが可能。今回はどちらもチャレンジします。


まずはカレーから。


油断していました。匂いからはあまり辛さは感じないのですが、実際に食べてみると鼻孔から脳天に突き抜けるほどの辛さ。最初から辛いのですが、辛さの度合いは時間がたつごとに増していく感じ。じわりじわりと額に汗がにじみます。そして、辛みは途中から痛みに変化。


うどんはこんな感じ。


一口目に麺をすすった瞬間からむせかえるほどの刺激。肺にまでダメージを負う辛さです。例えるなら、唐辛子を粉状にして吸い込んでしまったかのよう。しかし食べ終わった後しばらくすると、不思議とまたチャレンジしてみたくなります。


◆「激辛やきそば(税込300円)」
やまちゃん(京都府向日市寺戸町永田11-79)

次は激辛のやきそばです。


オリジナルの激辛「地獄ドロソース」がウリとのこと。


以前取材した「ギロチン炒飯」は目の前で作ってもらうと呼吸困難になるほどでしたが、今回は間近にいてもさすがに目が痛かったりすることはありません。


見た目も普通の焼きそば。


食べてみると、最初は甘く感じるのですが、直後にハバネロソースの突き刺すような鋭い痛みを感じます。辛さによって額に汗がにじむほどの辛さ。


◆「激辛手羽から(税込300円)」
鶏屋Jizo(大阪府大阪市北区天神橋1-18-11)

手羽からにもチャレンジです。


衣をつけた上から激辛ソースをつけます。ものすごく赤い……。


赤いソースの割には、できあがりは普通です。


ラー油がかかっていますが、香り重視で甘さが強いです。思ったより辛くありません。ちょっと脂がきつく感じますが、味自体はグッド。最後までちゃんと味わえる一品で、もう一度食べてみたくなる味でした。


◆ 「七味きむたこ (税込200円)」
焼きたて!とろっとろ!たこ焼き たこちゅう(岐阜県岐阜市早田東町9-54)

もう既に辛さで舌はマヒ状態ですが、どんどん食べていきます。こちらは「たこちゅう」の「七味きむたこ」。


目の前で手際よく焼き上げてくれます。


定番のトッピングであるネギとマヨネーズに加えて、かなりの量の七味唐辛子。


マヨネーズが刺激をマイルドにしてくれるので、ほどよい辛さを楽しむことができます。


◆「激辛ペンネアラビアータ(税込300円)」
洋風酒膳うまかろう(京都府向日市寺戸町渋川11-54)

激辛パスタもあるようです。


家庭用のフライパンで炒めています。


タバスコはお好みで。


ドぎつい赤色をしていますが、辛さは控えめ。


ノーマルでは少しだけタバスコが振りかけてある程度で、そんなに辛さを感じません。辛さを求める人は、店前に置いてあるタバスコを使って調整することをオススメします。ベーコンの香ばしい香りが食欲をそそり、できたてのペンネのもちもちした食感に箸が進みます。


◆「激辛チゲスープめし(税込300円)」
味の台所中々(京都府向日市寺戸町山縄手27-31)

韓国料理の「激辛チゲスープめし」の店舗もあります。


中身はスープ、ご飯、シラタキ、卵です。


具を煮込んでできあがり。


最初は韓国ミソのコクの広がる深い味わいを感じることができるのですが、その後に粘膜を破壊するような強烈な辛みが体を突き抜けます。例えるなら、のどの中をかきむしられるような感覚。しかし、また一口食べたくなるのが不思議です。


◆ 「いか焼き玉子入り (税込250円)」
いか焼きみなせん(販売形態・移動販売車)

関西の屋台の定番、いか焼きも激辛仕様。


タップリの卵。


イカ焼きの常識を打ち破るほどの量の唐辛子がかけられています。


唐辛子の部分以外はまったく辛くなく、赤い部分を食べるとピリっとするというコントラストの強い味。辛すぎる訳でも無く割と普通に食べられます。イカの量は少ないのですがコリコリとかみ応えがあり、屋台などで見かけたらまた食べたいかも。


◆「激辛カレーうどん(税込300円)」
はなこ(京都府向日市上植野町南淀井8)

ネギと牛肉が入ったカレーうどんです。


ネギと唐辛子は自分でトッピングでき、辛さが調整できます。お店のスタッフによれば「3回くらい振ったら十分に辛いよ」とのこと。今回は4回振りました。


カレー自体は辛いというよりもマイルド。辛さを求める人には、4回でも物足りないくらいかも。牛肉のうま味がしっかり出ていてコクのある味。具のたまねぎはトロトロです。


◆ 「激辛各務原キムチーズ『たません』(税込300円)」
癒し茶屋 ねこや(岐阜県岐阜市栄新町1-9)

岐阜のご当地グルメも「KARA-1」に参戦。


鉄板で焼いた卵がメインの具になるようです。


中身はキムチ、松の実、天かす、卵焼き。それほど辛くなく、キムチのシャキシャキ感を楽しみながらサクサクと食べられました。


◆ 「ドラゴンラーメン (税込300円)」
ドラゴンラーメン(賀県栗東市安養寺1-9-25)

ニラやもやしがタップリ入ったスタミナラーメン。


いかにも激辛料理という感じの真っ赤な見た目です。


刻み唐辛子が入っていますが、スープは意外にもマイルド。よく煮込まれたモツと唐辛子の相性が抜群です。具はたくさん入っており、辛さがマイルドなためか具のうま味もしっかり感じられるので、これはまた食べたい一品。


◆ 「高島とんちゃん焼きうどん激辛 (税込300円)」
北斗(滋賀県高島市新旭町新庄1022-1)

ひたすら「辛さ」と「旨さ」をアピールする看板。


大きめの野菜と鶏肉、もっちりとした麺が甘辛く炒められており、刺激はそれほど強くありません。辛いというよりも甘辛い感じです。


◆「激辛担々麺(税込300円)」
純中国料理 麒麟園(京都市向日市寺戸町東田中瀬5ー54)

看板では「純中国料理店」をうたっており、本格的な味が期待できます。


スタッフの方々は制服を着ていました。「KARA-1」では各店舗の特色の出たさまざまな制服を着たスタッフが対応してくれます。


赤色のスープの上にさらに赤い刻み唐辛子をのせた見るからに辛そうな外観。


ツルツルとした細麺。


油たっぷりのこってり激辛の肉ミソが特徴。柔らかい細麺に刻み唐辛子、チンゲンサイが絡みます。確かに辛いのですが、ただ辛いだけで無く肉ミソのうま味がしっかり感じられるので、辛いながらも最後までしっかり味わい尽くしたくなる味。


◆ 「ろ~るおむらいすキムチちゃーはん (税込300円)」
米屋の創作おにぎり 利次郎(京都府京都市北区紫野下鳥田町49)

唐辛子の中でも特に辛いハバネロを使ったチャーハンを焼き卵で巻いたメニュー。


見た目はこんな感じ。


辛さはあまり無く、薄味。卵がロールなのに、ふわふわしています。具が少ないのが残念。


◆「辛唐揚げ(税込300円)」
川政(兵庫県高砂市阿弥陀町阿弥陀2335-5)

こちらの屋台では揚げたての唐揚げが食べられます。


そのままでも十分おいしそうですが、さらに唐辛子をパラリ。


サイズは一般的に売っているから揚げのサイズよりも大きく、肉厚。


大きさはこんな感じ。


唐辛子がから揚げにしっかりと振りかけられています。


辛さ自体はピリッと感じられる程度。つまり、ほどよい感じにかけられています。脂が少ない胸肉を使用しており、あっさりなのでたくさん食べても大丈夫そう。サクサクとした衣とピリっとした唐辛子の刺激がクセになりそう。お酒が欲しくなります。


◆「海鮮チヂミ(税込100円)」
キムチのほし山(京都府京都市右京区梅津後藤町30-1)

赤色の料理が多い「KARA-1」では珍しい、おとなしめのカラーのチヂミ。


見た目は普通のチヂミですが……。


その辛さは侮れません。和風のダシが効いており、最初こそ辛さは感じられませんが徐々に舌に刺激がやってきます。しかし、だからと言って、食べきれないほどの辛さでは無く、和風のダシとうまくマッチしているので食べ応えのある味わい。


◆「グリーンジョ~カ~レー(税込200円)」
居酒屋『空牙』(京都府京都市北区紫野十二坊町6-14)

東南アジアなどでよく食べられているココナッツミルクを入れたカレーです。


スパイスの香りに混じって、果物のような甘い香りがしています。


出来上がりはこんな感じ。


濃厚な味と香りで一瞬辛さがマイルドになっているような気がしますが、一口二口と進むうちにジリジリと辛さがわき上がってきます。しかし、辛さ的には無印良品にあるグリーンカレーペーストのほうがずっと辛いレベル。具のチキンはよく煮込まれており、しっかりした味です。


◆「激辛ユッケジャンスープ(税込300円)」
明月館大財本店(佐賀県佐賀市大財1丁目309番1)

「佐賀牛」というブランド牛を使ったユッケジャン。


強烈な赤色です。


脂が層になって浮いており、かなり濃厚な味。


辛さは比較的弱め。スープは豆もやしの香りがし、コクがあります。牛の脂身やしいたけなどの具が辛さに負けずに個性を主張しており、食べ応えのある味。また食べたくなります。


◆「うま辛チキン南蛮(税込100円)」
ふうせんかずら(京都府向日市上植野町上川原1-15)

白いタルタルソースのマイルドなイメージが強いチキン南蛮ですが、ここでは当然激辛仕様。


「通常のチキン南蛮用ソース」と「激辛チキン南蛮用ソース」の2種類のソースが選択できます。


チキン南蛮とは思えない赤さ。


最初は甘くて、後から辛さがじわりときます。写真ではわかりづらいですが、山椒がかかっており独特の刺激です。脂の乗った鶏肉はクセになる味。


揚げせんもついています。


ここまで、多くの激辛料理を口にした結果、味覚がマヒするほどに舌が感覚を失い、冬にもかかわらず全身の毛穴から汗が噴き出るほどの体調変化が生じ限界信号を発してはいますが、会場にはまだまだ未踏の激辛料理店が……。さらなる「激辛」を求めて次章に続きます。

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in 試食, Posted by darkhorse_log