ハードウェア

スマホなどを2台同時に充電できる薄型軽量USBポータブル電源がソニーから新登場


ソニーからスマートフォンとタブレットなどを2台同時(2ポートの出力合計は3.6Aまで)に充電できる高容量なフラットタイプのUSBポータブル電源「CP-F10LSAVP」(内蔵電池容量10000mAh)と、持ち歩きに便利な軽量・コンパクトなスティックタイプの「CP-VLSVP」(内蔵電池容量1400mAh)が発表されました。

高容量なフラットタイプ、コンパクトなスティックタイプのUSBポータブル電源2機種 | プレスリリース | ソニー
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201303/13-0305/

フラットタイプ「CP-F10LSAVP」は、厚さ16.5mm・質量約260gの薄型・軽量のアルミボディ


スマートフォンを約4回分充電できる高容量10000mAhのリチウムイオンポリマー電池を内蔵、USB出力ポートを2つ搭載、最大5V/3.6A出力(2ポート合計)に対応しているため、スマートフォンとタブレットなどを2台同時に充電することが可能となっています。付属のUSBケーブルは50cmの長さがあるため、かばんの中に本体を入れたままケーブルだけ外に出して充電といったことも可能。繰り返しの充電回数は約1000回です。また、電池の残量目安をランプの点滅回数(4段階)でお知らせする機能もあります。


スティックタイプ「CP-VLSVP」の重さは約62g、スマートフォンを約50%充電できる1400mAhのリチウムイオンポリマー電池を内蔵、外出時に電池切れした際の予備電源としての使用を想定しており、4色(ブラック、ホワイト、ピンク、オレンジ)のカラーバリエーションがあり、充電回数は約500回、電池の残量目安をランプの点滅回数(4段階)でお知らせする機能も搭載。


ブラック


ホワイト


ピンク


オレンジ


なお、発売日は4月20日、価格はフラットタイプ「CP-F10LSAVP」が9000円前後、スティックタイプ「CP-VLSVP」が1700円前後となっています。

この価格は妥当なのかということで調べてみると、例えばフラットタイプ「CP-F10LSAVP」は2ポート搭載10000mAhで9000円ですが、Amazonで同じバッテリー容量10000mAhで検索してみると、enecycle EN03が2ポート搭載で2680円、Anker Astro3Eが同じく2ポート搭載で2999円となっており、重さもソニー製とenecycle EN03はほとんど変わりがありません。はっきり言って、価格面でのメリットは現時点では見当たりません。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse

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