取材

創業130年を超える京都の焼き芋屋さん「丸寿」へ行ってみました


12時から14時までの2時間しか開いていないお店で1年のうちに5ヵ月しか販売されていない、という焼き芋屋「丸寿」。もちろん、ただの怠け者の店ということではなく、わざわざ行列に並んでまで買いに来る熱心なファンがいる程の繁盛店のようで、ネットで検索すると以下のように実際に買いに行った人や行列の写真を撮っている人の日記を見つけることができます。

今年も「蛸薬の焼き芋」!丸寿のやきいも-京都人の 抹茶とお芋
http://blog.zaq.ne.jp/attamaru/article/1016/

M's Sports: いただきました!京都丸寿商店の焼き芋!!
http://mssports.269g.net/article/3795863.html

秋の味覚・・焼き芋~「丸寿商店」 - 京都好きなの
http://kyotosukinano.blog51.fc2.com/blog-entry-757.html

購入後2週間寝かせておくと芋ようかんのような味になる、という事なのですが一体どんなお店で、どれほどのクオリティの焼き芋を販売しているのか確かめるために、京都の河原町にあるお店まで実際に行って購入することにしてみました。

大阪の梅田から阪急電車に乗って河原町駅までやってきました。


改札を抜け、階段を登った先にある3番出口へ。


駅を出たらオーパ方面に行き、アーケードを抜けた先にお店があります。なお、住所は京都府京都市中京区河原町蛸薬師西入ルです。


牛丼の松屋の手前を左折。


ここがお店。焼き芋屋というよりは八百屋のような外観。


店内は薄暗く、ちょっと怪しげな感じですが創業130年を超える老舗。あたりには焼き芋の香ばしい香りが漂っています。


お店の前には順番待ちをする人用の椅子があります。なお、通常このお店は撮影禁止ですが、今回は拝み倒して頼み込んで許諾を得ました。


店内には芋を焼くための大きな釜が3つあります。下では炭とコークスが燃えているので暖かく、店主は真冬でも半袖で調理をしていました。


お店の前には「禁煙」、「駐輪禁止」などの注意書きが沢山。販売の時間は12時、1時、2時の3回となっていますが、売り切れ次第終了なので早く店じまいすることもあれば遅くまで営業している日もあるとのこと。


お値段は100グラム100円。


持ち帰りのみで、お店の前で食べることは禁止と張り紙に書かれています。


徳島産の「里むすめ」というさつま芋を使用。JA里浦によれば、温暖で降雨量が少なく水はけのよい土地で作られた品種でわざわざ3年に1度畑に海水をまくことで芋にミネラルを吸わせるという方法で作られているそうです。


箱の中はこんな感じ。この芋の味がベストになるタイミングを選んで販売しているため、1年のうち5ヵ月だけしか焼き芋が作れないとのこと。


一番高いグレードのものでは5キロ3675円という高級品種。


これが芋を焼いている鍋。


鍋の中はこんな感じ。芋は重ねられる事なく、同じ方向に並べられています。


10分に1度くらいふたを開けて素早くひっくり返していました。


という訳で、実際に購入してみました。


紙に包まれ、輪ゴムで留められただけのシンプルな包装。


中でもう1枚白い紙にくるまれています。


裏返すとロゴ入りでした。


これから、実際に2週間熟成させたものを実食してレビューをする予定です。

・次の記事
2週間熟成させて食べる「丸寿」の焼き芋を実食レビュー - GIGAZINE


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in レビュー,   取材,   , Posted by darkhorse_log

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