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スティーブ・ジョブズの銅像はなぜアメリカではなくブダペストにあるのか?


ブダペストにあるGraphisoft公園にて故スティーブ・ジョブズの銅像が完成、本日その姿がついにお披露目されました。スティーブ・ジョブズが亡くなってから世界で初めて正式に登場した銅像となります。

Steve Jobs statue unveiled in Budapest

Steve Jobs Statue Planned in Graphisoft Park | Graphisoft Park


なぜブダペストにジョブズの銅像が建つのかというと、このブダペストにあるGraphisoftという会社は「ArchiCAD」という建築用CADソフトを出しており、1984年にその最初のバージョンがAppleの出したコンピューター「Lisa」上で動作することになり、この展示を同じ1984年のCeBITで見たジョブズが「ArchiCAD」の開発と流通を全面的にAppleで支援することを決定、まだ当時は若い会社だったGraphisoftに運営資金と開発のためのコンピューターを与えました。

Steve Jobs Immortalized in Bronze (not Aluminum or Glass) | News & Opinion | PCMag.com


当時のブダペストは共産主義の影響下にあったため、このようなコンピューターによる技術的支援を受けることは難しく、Appleの支援がなければ開発が続行されることはないままだったはずで、さらに世界中への流通手段をAppleが今日にいたるまで提供し続けてくれたからこそ、今もGraphisoftは存在し続けているわけです。

Hungarian firm commissions bronze statue of Steve Jobs


現在、「ArchiCAD」には約20万人のユーザーがおり、1985年にジョブズがAppleを去ったときも「GraphisoftこそAppleの魂と精神の守護者だ」と言われるほどであり、その12年後にジョブズがAppleに返り咲いたときも彼をサポートしたそうです。

Steve Jobs-standbeeld onthuld in Boedapest - MacWorld


そしてこのGraphisoft公園の環境自体がジョブズの精神を具現化しており、ジョブズの魂を追悼するのに最もふさわしい場所である、というわけです。

Steve Jobs statue unveiled in Budapest | Information, Gadgets, Mobile Phones News & Reviews | Courier Mail


お披露目された瞬間の映像は以下のムービーから見ることが可能です。

Steve Jobs Statue Unveiled in Hungary (Budapest) - YouTube

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