創刊号「85円」で月刊アルカディアもファミ通に続いて電子版開始


アーケードゲーム専門誌として唯一現在も刊行が続いている月刊アルカディアの電子版が、角川グループの電子書籍配信プラットフォーム「BOOK☆WALKER」にて配信されることになりました。創刊号は特別価格85円で、12月5日からの配信となります。

電子書籍-BOOK☆WALKER-
http://blog.bookwalker.jp/



「BOOK☆WALKER」は角川グループ直営の電子書籍配信プラットフォームで、10月28日には「ゲーム館」がオープンし、週刊ファミ通の電子版の配信がスタート。この週刊ファミ通電子版の初週売上は、BOOK☆WALKERで配信されたあらゆる電子書籍の中で過去最高の数字を記録しました。

今回電子版が配信されるのは、アーケードゲーム情報誌の「月刊アルカディア」。アーケードゲーム人気のあった時代はいくつも情報誌がありましたが、ブームが去り、個人経営店が減ると情報誌の需要も減って雑誌数自体も激減。そんな中、1999年まで発行されていた「ゲーメスト」のスタッフを中心に作られたのがこのアルカディアで、今では唯一のアーケードゲーム情報誌となっています。

アルカディアの本誌は税込950円ですが、創刊号は特別価格の85円で配信され、以降の号は税込500円での配信となるとのこと。本誌の発行日は毎月30日で、電子版はその翌月初旬、本誌発売から1週間以内に配信される予定です。


電子版ではDVDやカード、アイテムコードなどの付録は収録されないほか、一部記事は掲載されないことがあります。

週刊ファミ通電子版の登場時、本誌より1日遅れ、価格は40円安いという微妙な差異がどのように影響するのか注目していましたが、出足は前述のようにBOOK☆WALKER過去最高の初週売上を記録。これなら、と他の雑誌の電子化が進むのは自明の理です。アルカディアの場合、ファミ通よりもターゲットはかなり狭くなりますが、その分、値段を大幅に下げてきています。

もしアルカディアもうまくいくのであれば、付録の価値がよほど高い雑誌を除けば、ありとあらゆる雑誌で「本誌の内容・付録を一部カットして値段を抑えた電子版」という形態が取れることになります。

たとえば、iOS 5に搭載されながらもまともに読めるものがほとんどなく、しかも削除したいのに削除すらもできないというニューススタンド機能に対応すれば、いつでも最新号を読めるというわけ。週刊誌をよく購入する人であれば、その雑誌の最新号を探さなくてもよくなるというわけです。


これまで電子書籍周辺のもろもろが全く進まなかったのがウソのように事態が進み始めました。いつでもどこでも自分の欲しい書籍の電子版を購入して手元の端末で読めるという時代の実現は、そう遠くないところまで来ています。

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in ゲーム,  メモ, Posted by logc_nt