ハードウェア

インテルのマイクロプロセッサが誕生40周年、その歴史をふり返る


インテルが最初のマイクロプロセッサ「4004」をリリースして、今年で40周年を迎えます。IT業界はドッグイヤーだとよく言われますが、インテルのCPUの歴史をふり返ると、数年先にこの技術がどうなっているかを予測するのは本当に難しいというのを感じます。

インテルミュージアム - マイクロプロセッサーの歴史

4004
1971年にインテルがリリースした4ビットCPU。世界で初めて市販されたマイクロプロセッサです。


チップはこんな感じ。2300個のトランジスタが乗っています。


8086
16ビットマイクロプロセッサ「8086」は1978年に登場。「x86」と呼ばれるCPUアーキテクチャの基礎となったプロセッサで、このあとx86アーキテクチャはCPUのメインストリームとなっていきました。


80386(i386)
1985年に登場した32ビットマイクロプロセッサ。最初に発売されたモデルには、4004の100倍以上にもあたる27万5000個のトランジスタが集積され、ハイエンドPCやワークステーションのCPUとして採用されました。細かい修正が重ねられた結果、初期の80386よりも数百倍も高速なものが生まれました。


386のチップ。


Pentium
Pentiumが誕生したのは1993年。80386(i386)、80486(i486)に続く後継製品として作られたので、発表前は「80586(i586)」という名前になると見られていましたが、数字だけ、アルファベット+数字という名前では商標登録ができないということで、ブランド名として名付けられました。1995年には内部が新しい世代の設計になったPentium Pro、1996年にMMX技術搭載のMMX Pentiumが登場しました。Pentiumの名前は以降も使われ続け、2005年には初のデュアルコア技術採用CPUに「Pentium Extreme Edition」の名がつけられています。


Pentiumのチップ。


これはPentium II


Celeron
1998年、Pentium IIの廉価版としてCeleronが誕生。Pentiumに比べてキャッシュが削られていたり、拡張機能が無効になっていたりして、価格を抑えた分、性能が犠牲となっています。インテルが現在展開しているSandy Bridgeマイクロアーキテクチャでも、Celeronブランドは健在です。


Core i7
現在、ユーザ向けハイエンド機の主流となっているCPUはCore i7(写真右、左はCore2Duo)。2008年に登場したもので、1つのプロセッサ内に4つのコアを持つクアッドコアです。

by vadyacorp

CPU-Zone」というサイトでは、インテルの過去のCPUなどの写真を山ほど集めているほか、実物も集めていて、それをパネルにして販売しています。


これがその一例、Pentium Proシリーズを集めたパネル。キラキラしていてキレイなので、額に入れると見栄えがします。


・つづき
Intel最新CPU「Core i7-3960X」は40年前の初代CPU「4004」何個分なのか? - GIGAZINE

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in ハードウェア,   メモ, Posted by logc_nt