起床への執念を感じる目覚ましAndroidアプリ「MorningBomb」


寝過ごしや二度寝がどうしてもやめられず、目覚ましに設定した時間通りに起きられない人がまず試してみるべきAndroidアプリ「MorningBomb」がリリースされました。

初期設定を完了しないとアラームの時間設定すら行えないなど、すでに数多く世に出ている目覚ましアプリとは一線を画した仕様。開発者自身が朝なかなか起きられない自分に業を煮やして開発しただけあって、「もっと眠りたい」という甘えを一切許さない鬼仕様に設計されています。

MorningBomb(モーニングボム) - 朝早く家を出ることができるアラームアプリ

「MorningBomb」は、設定した時刻にアラームが鳴ると同時にカウントダウンが始まります。そして制限時間内にAndroid端末を握りしめて家から脱出し、歩くなり電車を使うなりして設定した距離だけ自宅から離れないと「寝坊」扱いになるという恐るべき仕様となっています。

1:制限時間内に自宅から一定距離以上離れたところに移動しないと寝坊と判定される
2:寝坊をするとTwitter経由で反省文がツイートされる
3:アラームが鳴り出した後はアプリのアンインストールはできず、電源を切ろうが電池を抜こうがカウントダウンは続行されて反省文もツイートされてしまう。つまりズルができない


「MorningBomb」は無料アプリなので、導入をためらう理由はありません。


インストールが完了すると、ホーム画面に目覚まし時計のアイコンとTwitterのアイコンが大きく表示されます。過剰に目立たないように半透明のボタンが採用されていると思うのですが、なぜかものすごい威圧感を感じます。


目覚まし時計のアイコンのついたボタンを押し、さっそく起きる時刻の設定をしようとしたのですが、「家の場所と反省文・起きレポの宛先を設定してください」という警告ウインドウが出てきて先に進めません。Twitterで自分の寝坊を公表するための設定を終えた後でないと、目覚ましとしての機能すら使用できないという厳しさはハートマン軍曹並み。きちんと自宅の位置とTwitterアカウントを設定してから使いましょう。


今回は近隣の「すき家」の店舗を自宅として設定してみました。何もやましいことはありませんが、「すき家」から全力で逃げないと寝坊扱いになってしまうので、急いでここから離れないといけません。


アラームが鳴り、カウントダウンが始まりました。現在地は爆弾のアイコンで示されています。赤い円が自宅から半径100mの範囲を示しているので、この範囲外に出ればアラームが解除され、見事起床できたということになります。ちなみに「自宅から離れる距離」は100m~1km、「制限時間」は1分、10分~60分、90分、120分から選ぶことができます。デフォルトでは「自宅から離れる距離」が100m、「制限時間」は60分に設定されています。


爆弾の周囲の青い円が、赤い円に一切触れなくなったら脱出成功。


時間内に範囲外に脱出できたらきちんと起きられたと判定され、事前に設定しておいた成功版のメッセージが自動投稿されます。「起きてるよ!起きてるってば!」というのは、このアプリを勧められた編集部員が、最近はきちんと起きていると抗議した際の言葉を文字起こししたものです。


アプリの開発者Takuya Sato (montecut)さんは高校のときから毎日のように遅刻し、大学も朝行われる授業に寝坊して出ることができず留年したこともある人物。社会人になってからも、会社がフレックスタイム制だったこともあり、10時過ぎまでダラダラ寝ていたとのこと。さすがにこれではマズいと思い、下記のように起きるための工夫を徹底的に試してみたものの、どれも効果がイマイチだったそうです。

・大好きな食べ物(ケーキなど)を用意しておき、それを食べるのが楽しみで起きられるようにする作戦
・目覚まし時計をスーツケースの中に鍵をかけて入れておく。鍵は、玄関の外のポストに置いておき、一度外に出ることで目覚めをよくする作戦
・蛍光灯のデスクライト3台とタイマーをつないだ電源タップを枕元にセット、起床時間の1時間前に通電させ、強い光を浴びることで目覚めをよくする作戦
・眠りが浅いときにアラームがなる腕時計型目覚まし(スリープトラッカー)を使う作戦


これだけやっても起きられなかった一方で、定時出社が必要になった時には時間ギリギリではあるものの遅刻は免れていて、休日に朝から誰かと遊ぶ約束があれば何とか起きることができたといいます。そのことから「朝起きるのは自分の意思だけでは無理だが、人との関わりがあればちゃんと起きることができる」という事実を発見、そこに着目して開発を行ったといいます。

自分の経験に基づいて開発されただけあって、寝坊しがちな人が陥る罠を徹底的につぶしているのが実に秀逸。開発者が寝坊でさまざまな物を失った経験が生きています。朝に弱い人は今すぐ下記からダウンロードして使ってみてください。

MorningBomb - Android マーケット


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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log