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風邪は約2万円の損失で熱が37.9度以下なら出勤、これが現代社会人の意識

by tranchis

起きた途端、体に漬け物石が置かれたかのようなだるさを感じ、頭も熱がまとわりついたようにぼーっとして、会社に行くのが面倒に感じる朝。会社勤めをしている人の多くが、1度はこんなピンチを経験したことがあるのではないでしょうか。

「いっそ休んでしまおうか」と心が折れそうになった時、気になるのが上司や同僚からの視線。「どれくらい症状が重ければ休んでもおとがめなしか」というのは会社の風土のみならず、人によってその常識が異なるもの。風邪薬「バファリンEX」を発売しているライオンが「現代人のかぜとの付き合い方に関する実態調査」を行い、20~50代の会社員1000人のデータを集計したところ、風邪に対してかなりシビアな見方をする人が多数を占めたことが読み取れる結果となりました。

『現代人のかぜとの付き合い方に関する実態調査』|プレスリリース|会社案内|企業情報|ライオン株式会社

まず、「風邪をひいても翌日会社を休めない」という問いに「YES」と答えた人は64.1%と半数以上を占め、仕事が忙しいため、「風邪をひいたくらいで仕事を休むわけにはいかない」と考えている人が多いことがうかがえます。


次に、「仮に風邪をひいた場合、そのために発生した損失を金額で表すといくらですか」という質問が投げかけられ、これには年代別に回答の内容がややばらつきます。20代が最も平均損失額が安く、30代、40代と額は増加していき、50代になるとやや下がるという、凸型の変化を見せました。この損失額の設定理由には「会社などを休んだ日の日給」「体調不良による仕事・家事などの効率低下」「薬の購入代と手間」などが挙げられていて、働き盛りの30~40代の想定損失額が大きくなるのもうなずけます。


ここまでは被験者自身が風邪をひいたと仮定した質問ですが、今度は会社で一緒に働く相手が風邪をひいた場合を想定し、「同僚や上司、部下が何度以上の熱があったら会社を休んでも仕方がないと思うか」、具体的な数値を聞きました。すると、約半数の48.8%が「37.6度~38.0度」であれば欠勤もやむなしと回答、平均値を出したところ37度9分となりました。37度台前半は多くの場合「微熱」だと判断されているようで、その程度であれば出勤して業務をこなす人が大半だということが予測されます。


しかし、それも単なる根性論だけではなく、仕事の局面上やむなくといった場合もあるかもしれません。というのも、「大事な時に限って風邪をひいたことがある」と答えた人が全体の68.5%となっているからです。


その「大事な時」というのは「納期が迫った仕事(36.9%)、「旅行(28.5%)」、「社内会議(24.2%)」といった内容で、多くの場合、仕事のために風邪のつらさをこらえている人が多いことが、ここからもうかがえます。


これは今回とは別の調査で、2008年6月に15~64歳の男女3000人に聞いた「風邪の段階別症状」によると、ひきはじめ(青い棒グラフ)は「のどの痛み(53.3%)」を感じる人が特に多かったとのことですが、ほかに「悪寒・寒気」の症状も同程度の割合であるように読み取れます。


ここまでのアンケートの結果を踏まえ、上記2つの風邪を症状を抑えてそれ以上の進行を食い止めるための方法をいくつか列挙します。

◆のどの痛み
基本的なことですが、うがいでのどを湿らせることが最も大切であり、風邪の予防にも効果的です。

のどがいがらっぽく、コンビニなどで売られている菓子類ののど飴では効かないという人は、医薬品に該当する薬用のど飴を試してみると効果を感じることができるかもしれません。「南天のど飴(第三類医薬品)」「浅田飴(第二類医薬品)」などが有名で、医薬品の分類上で言えば第二類の浅田飴の方が効き目は強いということになります。

◆悪寒・寒気
お風呂の温度を40~41度とやや高めに設定し、長風呂は避けてさっと入ること。風呂上がりには水滴や汗を完全にふきとり、身体が冷えない内に布団に入り寝てしまうのがよいようです。

「悪寒がしたら風邪だ、よし葛根湯を飲もう」という具合に、葛根湯を風邪の常備薬としている人もいるかもしれませんが、葛根湯が効くのは風邪の初期で、背筋~首筋にかけて軽く寒気がするような時期に限定されるとの提言もあるため、風邪全般ではなくこういったひきはじめの時期に使い、汗を出して風邪を追い出すような形で使うのが適切だと考えられます。

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