レビュー

史上最高性能のAndroidウォークマン「Zシリーズ」レビュー、ソニーの最高峰に


9月中旬に「史上最高の性能」として発表されたソニーのAndroidウォークマン「Zシリーズ」が本日から開催されているCEATEC JAPAN 2011で展示されました。

「Zシリーズ」は高輝度・高コントラストな大画面液晶、NVIDIAのTegra 2プロセッサ(デュアルコア、1GHz)、512MBメモリなどを搭載し、フルHD動画の再生も可能。さらにウォークマン史上最高音質を実現するフルデジタルアンプ「S-Master MX」をはじめとした高音質化技術を採用することで、音質と処理性能の両方を兼ね備えています。

CEATEC JAPAN 2011のソニーブース


これがウォークマン「Zシリーズ」です。カラーリングはブラックとレッドの2種類。


背面には持ちやすさを追求したデザイン「Inflection Surface Form」を採用。テーブルなどの上に置いても中央部にあるモノラルスピーカーがふさがりません。


右側面。miniHDMI端子に加えて、画面状態に関わらずいつでも音楽再生の操作が可能な「W.ボタン」を搭載。


左側面


下部。ヘッドホン端子とWM-PORT端子があります。


上部には電源ボタン


本体に収録されている動画リスト


音楽リストはこんな感じ


アプリ配信サービス「Android Market」を利用可能。通信には本体に内蔵されたIEEE802.11 b/g/n対応無線LANを利用します。


設定画面はこんな感じ。Androidスマートフォンとほぼ同じです。


ノイズキャンセリングの設定画面。


無線LANの設定や接続が簡単にできるアプリもプリインストール


Google Mapsも利用可能。GPS内蔵であるため、モバイルWi-Fiルーターなどと組み合わせれば小型情報端末としても活躍しそうです。


ソニー・エリクソンの「Xperia arc」と比較すると一回りほど大きいのが分かります。


そして「Zシリーズ」の核となる音質部分。


音声信号をフルデジタル処理する際のプロセスを更に最適化し、より高音質となった「S-Master MX」を搭載するなど、現時点でのソニーの最高峰を詰め込んだモデルとなっています。


なお、Zシリーズは12月10日に16GB、32GB、64GBの3タイプが発売される予定で、市場推定価格は64GBモデル(NW-Z1070)が4万3000円前後、32GBモデル(NW-Z1060)が3万3000円前後、16GBモデル(NW-Z1050)が2万8000円前後となっています。

まるでAndroidスマートフォンのような姿へと変貌を遂げた同シリーズですが、CPUにKDDIの2011年秋冬モデルスマートフォン「MOTOROLA PHOTON ISW11M」と同じものを採用するなどしているため、ハイエンド志向のユーザーを中心に人気を集めることになりそうです。

“ウォークマン”Zシリーズ | 商品ラインアップ | ポータブルオーディオプレーヤー WALKMAN “ウォークマン” | ソニー

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in レビュー,   取材,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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