アート

レコードジャケットを風景にピタリと当てはめる、遊び心にあふれた広告


ロック史に残るさまざまな名盤のレコードジャケットを、そのまま風景にピタリと当てはめるという、遊び心にあふれた作品です。これらは、Matthew Raffardさんの手によるもので、フランスのOui FMというラジオ局の広告として作られました。

Oui Fm Campaign | Fubiz

約950万枚の売り上げを達成したオアシスの3rdアルバム「ビィ・ヒア・ナウ」。芝生のある家屋にちょうど良くフィットするジャケットです。


街角に当てはめると実にしっくりくるラモーンズの1stアルバム「ラモーンズの激情」。


デヴィッド・ボウイがグラム・ロック時代に残したコンセプト・アルバム「ジギー・スターダスト」のジャケットは、天気の悪い日のストリートにちょうど良く一致。


長いキャリアの中で2004年に初来日を果たしたザ・フーの1stアルバム「マイ・ジェネレイション」の米国盤。時計台や煙突のある風景に出会ったらサッと取り出したくなるジャケットをしています。


夏になると聴きたくなるザ・ビーチ・ボーイズの1stアルバム「サーフィン・サファリ」は海辺でサーフボードを抱えたジャケットです。もう少し海に近づいてから撮影をして欲しかったところ。


「ファンクの帝王」の名を欲しいままにするジェームス・ブラウンのベストアルバム「イン・ザ・ジャングル・グルーヴ」。ベンチにピッタリなジャケットをしていますが、できれば緑のある空間ではなく、寂れた室内の角で撮って欲しいです。


風景との一致具合が非常に高いロキシー・ミュージックの5thアルバム「サイレン」。


ドアーズによる5thアルバム「モリソン・ホテル」。実在する同名のホテルを借りて撮影されたジャケットは、レストランよりもホテルに当てはめるのがベストでしょう。


デッド・ケネディーズの1stアルバム「暗殺」は駐車している車が炎上しているジャケット。実際に縦列駐車している車の向きが反対なら、より良かったはず。


PJ ハーヴェイがバンド編成からソロ活動へと変化してからの最初のアルバム「トゥー・ブリング・ユー・マイ・ラヴ」。ちょっと風景とジャケットの比率がおかしい気がしますが、水場にはピッタリのジャケットです。

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in アート, Posted by darkhorse_log

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