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世界最大規模を誇る、北朝鮮の一糸乱れぬマスゲーム「アリラン祭」


多人数が一箇所に集まり、ダンスや体操などを一斉に行う「マスゲーム」。オリンピックの開会式などで目にしたことがある人は多いと思われますが、北朝鮮で毎年8月から10月にかけて行われる「アリラン祭」は参加人数10万人と世界最大規模となっています。

North Korea's Incredible Mass Games - My Modern Metropolis

まるでCGかのごとく整列して舞う人々。タイル張りのような北朝鮮の国旗は、子どもたちが掲げたプラカードによって形作られています。


幻想的な雰囲気ですが、背景は何だか銭湯の壁に飾られている絵のよう。


「アリラン祭」は1946年以来毎年開催されており、10万人の演者は数千人の指導者の手によって何ヶ月も厳しく訓練されて本番を迎えます。


民謡のアリランを主題にしつつ、ストーリーは金日成国家主席の活躍をたたえるもの。


文字も使いながら物語が進みます。


近くで見ると数え切れないほどいる人間の顔が確認可能です。


白い服を着た人々の一糸乱れぬポージングによって茶色い服の集団が強調されています。


何となく三十三間堂の千体千手観音立像を思い出しました。


フラフープを持つ位置も徹底しています。


青白い照明の色によって生物っぽさがより一層消えている印象。


演者は基本的に笑顔を求められているようです。


なお、これらの写真はSam Gellmanさんが2011年9月中旬に北朝鮮へ訪れた際に撮ったものです。外国人向けのチケットは8000~3万円ほどで購入できるとのこと。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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