Windows 8のIE10(Metroスタイル版)はFlash非対応に、バッテリー持続時間やセキュリティなどが理由


マイクロソフトの公式ブログによると、次のWindows 8に搭載されるInternet Explorer 10には2つのモード、Metroスタイル版とデスクトップ版の2種類があり、このうちMetroスタイル版の方はプラグインフリー、つまりFlashやSilverlightなどの各種プラグインは動作しなくなる、とのこと。

Metro style browsing and plug-in free HTML5 - Building Windows 8 - Site Home - MSDN Blogs

マイクロソフトによると、Windows 8のMetroスタイルにおいて、Flashなどのプラグインがあるとユーザー体験を快適にすることができないという考えに至ったとのこと。特に、バッテリーの持ち具合やセキュリティを確保することを考えると、HTML5に移行する方がいいと判断したそうです(Windows 8のMetroユーザーインターフェースはマルチタッチ操作前提になっており、タブレットPCやスレートPCといったものを利用前提として考えているため)。

また、全世界のアクセス数の多いサイト、トップ9万7000サイトを調査したところ、既に62%がFlashを使ったムービーからHTML5への移行が可能であったとのこと(既にGoogleのYouTubeはHTML5に対応済みで、Flashプラグインがなくてもムービー再生可能であるというのも大きな理由)。また、広告においてもFlashなどの各種プラグインを使ったバナーである必要性はなく、クリックや露出量を測定するのであれば別の技術でも問題ない、とのことです。

これがIE10のMetroスタイル版。タッチ操作前提のフルスクリーン状態です。


上に見えるのが切換のタブのようなもの


よく使うサイトや固定表示してピン留めしておきたいサイトの管理が可能。タッチ操作でも問題ないようにスクリーンキーボードです。


IE10ではピンチすることでズームイン・ズームアウトが可能で、スクロールもタッチ操作可能


文字を入力するエリアについても、もしスペルをミスった場合には自動的に修正候補がポップアップするという仕組み。


IE10はHTML5にも積極的に対応しています


テキストシャドウ


立体


こんなのも作れます。つまり、FlashでできることはHTML5でほとんどできるというのがマイクロソフトの今回の主張の根っこ。


タッチ操作をページで検知することも可能


IE10はマルチタッチに対応しているため、ページ上でこういうこともできます


iPhoneやiPadがFlash非対応なのも、確か「バッテリーの持ち具合」と「セキュリティ」だった気がしますが、マイクロソフトも同じ領域にたどり着いたようです。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse