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エコポイントが「省エネポイント」として復活する可能性が浮上

by Anton Fomkin

今年7月に政府が電力不足への対応策として「エコポイント」の復活を検討しているという動きが報じられましたが、同様のポイント制度の導入を検討する考えを鉢呂吉雄経済産業相が明らかにしました。

経産相「節電ポイント検討」 エコポイント衣替え  :日本経済新聞

鉢呂経産相:「省エネポイント制度」3次補正で導入の方針 - 毎日jp(毎日新聞)

東京新聞:「省エネポイント」検討 経産相:経済(TOKYO Web)

経産相、「省エネポイント」検討 節電促進狙い - 47NEWS(よんななニュース)

9月7日、鉢呂吉雄経済産業相は、省エネ商品の普及を支援する目的で「省エネポイント」制度の導入を検討する考えを明らかにしました。これは2011年3月末に終了した「家電エコポイント制度」の後継制度となると見られています。


現状、LED電球などの省エネ関連商品の購入で、商品券などと交換可能なポイントが付与される仕組みが検討されています。「家電エコポイント」は省エネ家電を購入した際に付与されるポイントを別の家電と交換するもので、「省エネポイント」では商品券が交換対象として挙げられているなど部分的に異なる部分はありそうですが、大枠での実施内容はよく似ています。実施時期や対象となる商品は今後決定するとされています。

鉢呂経済産業相は、東京都内で経済同友会の長谷川閑史代表幹事と会談した後、記者団に対して「家電エコポイントは国の事業として成功した」と指摘した上で、「省エネは国民の関心も高く、需要面で大きな影響がある。『省エネポイント』のようなものを早急に検討することを長谷川代表幹事に伝えた」と語りました。そして「前回は大型家電だったが、今回は国民の皆さんの節電意識に火をつける」と述べ、導入に向け意欲を示しました。


共同通信や東京新聞などの報道では、「省エネポイント」の導入について、「鉢呂経済産業相は『2011年度第3次補正予算案に入れ込みたい』と述べた」とされていますが、日経新聞の報道によると「経産省は2011年度第3次補正予算案での要求は見送る方向」とあるため、近々で実現するかどうかは不明ですが、少なくとも将来的に導入する意志はあるようです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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