肉なしメニューからガッツリ系までカバーしたバーガーキングの新モーニングを制覇

バーガーキングが1個240円のお手頃バーガー「BKバリューチョイス」シリーズと同時にモーニングメニューに一気に5種類もの新商品を投入したのですが、最近出店したなんばセンター街店などいくつかの店舗が対象外となっていたため、モーニングをやっている店舗に行って全種類制覇してきました。

モーニング｜BURGER KING：バーガーキング

都内のあるバーガーキングに到着。目的のお店でモーニングが食べられるかどうかはこのPDFファイルで確認できます。

既存の2種類のバーガーと、今回新登場した5種類を一度に注文。トレーの上にバーガー満載という夢のような図が現実に。

まずは一番ガッツリしていて、モーニングの中では最高級の「トリプルソーセージ&チーズ」（税込400円）から。

とろけたチーズにまみれたソーセージは確かに3枚存在します。

今回の新メニューから投入されたソーセージはジューシーで、肉の旨味が生きている、さすがバーガーキングといった感じのもの。程良くふんわりしたバンズもパサついておらず、ソーセージのジューシーさとマヨネーズ、チーズの組み合わせで意外に食べやすいです。

ただ、いかんせん1枚ずつのパンチが強いパティが3枚も重なってるため、飲み物必須の塩辛さに。肉体労働などで汗をかいた後ならともかく、朝から食べるにはやや重たい……と感じてしまいました。

続いて、「ソーセージ&トマト」（税込300円）

レタスが結構たっぷり入っています。

下のバンズの上にはスライストマトとソーセージ。具の野菜のボリュームがあるのは、朝にはうれしいところ。ソーセージの味がかなりしっかりしているため、その他の具とマヨネーズをやや圧倒し、結果的にサラダ風メニューというよりはしっかり肉を感じるハンバーガーという仕上がりになっていました。

一番安い価格帯の「ソーセージ&チーズ」（税込240円）

チーズでソーセージが上のバンズに接着されている状態になっていました。

唯一野菜が入っていないバーガーだったためか、パサつきがちょっと気になってしまいました。チーズとパティのシンプルな組み合わせでかなりの食べ応えがあるので、安くしっかりとおなかを満たしたい時に食べたい感じ。

「ソーセージ&エッグ」（税込300円）

ソーセージのパンチのある塩辛さを、タマゴとマヨネーズがうまくフォローしてくれて調和の取れた味。卵がパサつくといったこともなく、もぐもぐと食べ進めることができました。

新登場のソーセージ中心のメニューを駆け抜けたので、以前からあったモーニングを食べてみることに。こちらは「トマト&エッグ」（税込240円）

レタスはほかのバーガーに比べると控えめ。

たっぷりのケチャップと目玉焼き風の卵、そしてスライストマト。肉が入っていないのでちょっとどうなのかなと思いきや、ふわっとしたパンとちょうどいい固さの卵、そして野菜とマヨネーズが、上等なサンドイッチのような味で、いい意味でバーガーキングらしさを裏切られた感じ。正直なところ、今回投入された他のメニューよりも、一番朝メニューらしさを感じた商品でした。

これも以前からあったメニューの「スパム&エッグ」（税込300円）

たっぷりのケチャップとスパム、そして丸く形作られた卵が入っています。スパムがやや小ぶりだったのですが、それでも食べ応えは十分。ケチャップベースの味付けでとてもあっさりしていて、「肉も食べたいけどガッツリ食べるほどではない」といった微妙な乙女心も満たしてくれそうな一品です。

最後に、モーニングに初登場したラップメニュー「BKテンダーズ」の「ベジチキ・ブリトー」（税込300円）

カラッと揚げられたチキンに目をひかれるこのメニューですが、意外にも一番の存在感を示したのはスパイシーなホットトマトソースとマヨネーズ。ソースがかなり濃厚なので、チキンのみならずレタスやスライスオニオンといった具も、食感以外の味はほとんど感じられないほど。見た目は軽そうな印象でしたが、味付けは結構ガッツリしているので、朝からしっかり食べたい時に選びたい一品です。