メモ

中国の偽Apple Store22店舗に対してアップルの商標の使用中止命令が下る


7月に昆明在住のブロガーが昆明にはないはずのApple Storeを発見して話題となりました。このときに見つかった2店舗はすぐに指導を受けて閉鎖となったそうなのですが、その後、偽Apple Storeは22店舗まで増殖。とうとうAppleが当局に申し立てを行い、全店舗でAppleの商標の使用が禁じられることになりました。

China stops fake Apple stores from using trademarks - Regulation, government, intellectual property, legal, Apple - Techworld

そもそもApple Store直営店は中国には4店舗しかないため、最初に偽Apple Storeを見つけたブロガーが「これはいったい何?」ということで写真をブログにアップしたのが発端でした。

Are you listening, Steve Jobs? << BirdAbroad



Fake Apple Store: Update with Video << BirdAbroad

Fake Apple Store - YouTube


最初に見つかった2つの偽Apple Storeはすぐに閉店させられたそうですが、偽Apple Storeは雨後のタケノコのようにぽこぽこと現れ、8月には22店舗まで増えていたそうです。


これに対して、Appleの上海オフィスが8月2日に苦情を申し立て、昆明市当局が調査に入りました。その結果、20の無許可店舗(Apple製品のリセラー)を確認、11の業者に対して取り調べが行われました。このほか2店舗で違法行為が見つかっています。

そして8月10日、昆明市はこれらAppleに無許可で出店していた偽Apple Storeに対して、Appleの商標利用をやめるように命じました。これは店の外装、内装、入り口の飾り付けや店員の制服に至るまで、すべてが対象となっており、命令を受けた偽Apple Store全22店舗すべてがこれに従ったとのこと。

現在、これらの偽Apple Storeだった店舗は名前を「Smart Store」と改めているとのこと。M.I.C.gadgetにはその改名後の店舗の写真がアップされています。

Kunming Fake Apple Store Changes Its Name to “Smart Store” (updated) >> M.I.C. Gadget

確かに外装こそちょっと改められているものの、店内では相変わらずApple製品を取り扱っており、一部のお店はいまだに店外にアップルロゴを出している模様です。

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in メモ, Posted by logc_nt

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