NTTドコモがパケット定額プランの今後を検討へ、FOMAの定額制は当面維持


スマートフォンやパソコン向けデータ通信サービスの普及によって、携帯電話回線のトラフィック(通信量)は飛躍的な増大を見せており、すでにアメリカの大手携帯電話会社2社ではパケット定額プランが消滅していますが、NTTドコモが今後の定額プランのあり方を検討してゆくことが明らかになりました。

主な質疑応答(2012年3月期 第1四半期決算説明会)| 説明会資料 | 企業情報 | NTTドコモ


NTTドコモが6月29日に行った2012年3月期 第1四半期決算説明会での質疑応答によると、同社は2011年秋冬モデルとして、下り最大37.5Mbps、上り最大12.5MbpsのLTEサービス「Xi(クロッシィ)」に対応したタブレット端末2機種(国産1機種、海外1機種)を秋に発売する予定であるそうです。

また、冬にはXi対応スマートフォンを4機種(国産2機種、海外2機種)発売する予定ですが、ヘビーユーザーの多いLTEの料金体系については、従来のFOMAのようなパケット定額プランを継続していくのは苦しく、従量課金を検討しているとのこと。

しかし従量課金はユーザーに不安を抱かせてしまう場合があるため、利用実態に応じて「さらに利用したい場合は追加で料金を支払う」「速度を落として定額通信を提供する」という体系を検討しており、さらに2段階定額の上限以上に料金が発生する基準を現在の「5GB」のままにするかという検討を秋までに詰めていく予定。なお、現行のFOMAは当面、このような料金体系にならないとされています。

ちなみにこのような考え方は下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信サービス「モバイルWiMAX」を展開するUQコミュニケーションズも検討しており、一般的な光ファイバーを上回る下り最大330Mbpsを実現する次世代規格「WiMAX 2」については、従来の定額制と共に、超高速・大容量通信を求めるユーザーに対してデバイスなどに応じて従量課金を検討するとされていました。


先日、ソフトバンクモバイルが遠くないうちに定額制を見直しを検討する方針であることを明かすなど、パケット定額制の見直しが日本でも現実味を帯び始めていますが、どのような形で落ち着くことになるのか、今後も目が離せそうにありません。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log