地下鉄1駅間の乗車が実質半額に、ICカード利用者対象のキャンペーン実施へ

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大阪市営地下鉄が1駅間乗車した際、OSAKA PiTaPaカードで運賃が実質半額になるキャンペーンを始めることがわかりました。

地下鉄1駅ポイントバックキャンペーン【New!!】 | イベント情報 | イベント情報・お知らせ｜OSAKA PiTaPa

期間は2011年10月1日から12月31日で、大阪市交通局の発行するICカード「OSAKA PiTaPa」で地下鉄を1駅利用すると、200円の初乗り運賃のうち80円がポイントバックされるそうです。なお、利用額割引として最初に10％割引がかかるため、実質半額の100円で乗車できるということになります。

また、上記は一般大人の場合で、学生は60円、子どもは40円のポイントバックとなります（いずれも実質運賃は半額）。

例えば梅田から中津まで1駅乗車した場合のほか、相互乗り入れをしている路線の場合は北大阪急行の千里中央から江坂、さらに大阪市営地下鉄御堂筋線の東三国まで乗った場合も地下鉄は1駅となるのでこのキャンペーンの対象となります。また、運賃100円の「赤バス」へ乗り継ぐ場合もキャンペーン価格が適用されます。

一方、梅田駅を挟んだ乗換を行った場合(四つ橋線の肥後橋から西梅田・梅田での乗換をはさんで本町)、表記上は「肥後橋→本町」と1駅乗車になりますが、キャンペーン対象にはなりません。また、赤バス以外の大阪市営バスとの乗り継ぎを行う場合、もともと地下鉄との乗継割引を実施しているためか、今回のキャンペーンが適用されません。

朝日新聞によると、これは平松市長による指示で、市営地下鉄の初乗り運賃がJRや私鉄に比べて高いための施策だそうです。

残念ながら、大阪市交通局発行のOSAKA PiTaPa以外(阪急・阪神のSTACIA、南海のminapitaなど)では適用されませんが、OSAKA PiTaPaを使用している人は特に申込など不要で適用されるので、10月以降は気軽に1駅間の利用ができることになります。