映画

チンパンジーに自動小銃を持たせたら撃たれたという衝撃のドキュメンタリーを装った「猿の惑星」新作のティザームービー


チンパンジーは極めて高い知能を持っており、蟻塚に棒を差し込んでアリを食べたり、果物や木の実を石で割ったり、木の葉のお皿を使って水を飲んだりするなど、道具を使うことで知られています。下のそんなチンパンジーに、兵士が悪ふざけで自動小銃を持たせたところ、銃を乱射されてしまったという衝撃的な映像のように装った「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」のティザームービーです。

‪Ape With AK-47‬‏ - YouTube


R.WYATT氏によって2009年の11月に報告された調査資料の一部とのこと。


「猿とAK-47」という表題で、西アフリカの兵士によって撮影された映像だそうです。


兵士たちの前にチンパンジーが現れます。


チンパンジーをからかう兵士たち。


チンパンジーの表情からは、怒っているのか、何も感じていないのか、その心を読み取ることはできません。


ふざけてチンパンジーに自動小銃を渡す兵士。


撃ち方を教えます。


見よう見まねで自動小銃を構えるチンパンジー。


突然弾丸が発射されます。


パニックに陥るカメラマン。


逃げ惑う兵士たち。


勝利のポーズを見せるチンパンジー。


なかなか衝撃的な映像ですが、タイトルの下にあるバナーをクリックすると、「猿の惑星/Rise of the Planet of the Apes」のチャンネルに移動します。


リンク先のチャンネル。このムービーのほかに、公式トレーラーなども公開されていますが、「Ape with AK-47」の再生数が870万回、チャンネル全体の動画総再生数が2300万回ということで、再生数の3分の1以上が「Ape with AK-47」によるものとなっていおり、バズマーケティングとしてはかなり成功していることが分かります。


もうひとつのムービーは、軍事政権によって山刀(マチェット)を使えるように訓練された猿が、野生に戻った今も山刀を使い続けているという筋書きです。

‪Chimp with Machete‬‏ - YouTube


これも同じくR.WYATT氏によって撮影された映像で、2009年の9月のものとのこと。


「山刀を使えるように訓練されたチンパンジー」というタイトルで、「British Wildlife Documentary」からの抜粋とのこと。


武装した兵士たちとともに森の中に分け入ります。


山刀を振るうチンパンジーを発見。


何かを拾って食べています。


現場に行ってみると、もはや原型をとどめていない肉片が散乱していました。


チンパンジーは何事も無かったかのような涼しい顔をしています。


山刀を拾って歩き出すチンパンジー。


山刀を振るうだけでなく、放り投げることもできるようです。


明らかに猿の行動を予測したかのような画面の構図のとり方については深く考えないようにしましょう。


「猿の惑星/Rise of the Planet of the Apes」の全米公開は8月5日、日本公開は10月7日(金)公開予定です。

映画「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」オフィシャルサイト 10月7日(金)TOHOシネマズ 日劇他 全国ロードショー


この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
子猫をまるで実の子どものようにお世話するサル - GIGAZINE

信じがたいほど太っている、超メタボ猿 - GIGAZINE

猿回しの猿が調教師に逆襲する瞬間 - GIGAZINE

サルが長い時間キーボードを叩き続けるとシェイクスピアの作品を打ち出すという「無限の猿定理」 - GIGAZINE

in 生き物,   動画,   映画, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.