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Twitterで質問した回答を得やすいのは100人以上フォロワーのいるユーザー


Twitterを利用して分からないこと・知りたいことについての回答を募集する疑問文形式のツイートについて、1825人のTwitterユーザーにアンケートを取った結果が図にまとめられました。さまざまな視点からの設問がありますが、基本的にはフォロワー数が100人以上のユーザーの方が、それ以下のユーザーより回答してもらえる確率が高いようです。

後半には企業アカウントから得られる質問の回答について、ユーザーの率直な意見がまとめられているので、企業アカウントを担当している人にとっても参考となる資料かもしれません。

InboxQ - Loaded Questions



まずは質問のジャンルについてですが、今年4月に計測したところ、1ヶ月あたり10万2322件の質問がTwitter上で行われていたとのこと。一番多い質問のジャンルは「製品のオススメやアドバイス」、2番目が「技術的なサポート」、そして3番目が「地元のオススメ情報」となっていますが、何か特定のジャンルの質問が多いというよりは、かなり多岐にわたっているため全体に分散している印象です。


まずもって、Twitter上で質問を投げかけたことがあると答えた人のうち、フォロワーが100人以上のユーザーが占めた割合は67%、それ以下のユーザーは33%となっていて、フォロワーが多い人ほど質問する意欲が旺盛ということが分かります。


ここからは「フォロワーが100人以上いるユーザー(左)」と「フォロワーが100人以下のユーザー(右)」の結果をグラフ化して比較していきます。フォロワー100人以上のユーザーは73%の質問をツイートで行い、他ユーザーの発言に対するリプライで質問を投げかける割合は25%と低いですが、フォロワー100人以下のユーザーはツイート・リプライの割合がほぼ半々となっていました。



質問ツイートへの回答の有無について、「いつも回答がある」のはフォロワー100人以上のユーザーの方は29%、100人以下のユーザーは20%と差がついていますが、「時々回答がある」については両者ともほぼ同数の60%弱。しかし、フォロワー数の有無で大きな差が出なかった回答の有無とは異なり、下段グラフの「質問への満足度」についてはフォロワー数100人以上のユーザーでは「大変満足した」割合が32%におよび、19%もの差を付けています。


質問に答えるのはなにもフォロワーだけではありません。「自分をフォローしていない人からの回答」を得たことがあるかどうかについて、100人以上フォロワーのいるユーザーは66%が「ある」と回答していますが、フォロワーが100人以下のユーザーについては「ある」と答えたのは44%ということで、フォロワーの多い方がやはり多くの人の目につきやすく、そのため回答が得やすいことを示していると考えられます。


企業アカウントから得た回答については、「より信頼できる」「まあまあ信頼できる」と合計すると、おおむね80%のユーザーが信頼を寄せていると思われます。また、質問に答えてくれた企業アカウントをフォローしたいと考えるユーザーは「ぜひフォローしたい」と考えるユーザーが59%にのぼり、その企業の商品を買いたくなると答えたユーザーは64%にものぼりました。企業アカウントの丁寧な対応が購買につながる可能性は思った以上に高いようです。


そして企業アカウントから質問の回答を得たことがある人の割合について、フォロワーが100人以上のユーザーは41%、それ以下のユーザーは21パーセントとほぼ2倍の差があります。ただ、企業アカウントから回答をもらいたいと考えているユーザーはフォロワー数にかかわらず半数をやや切る程度。ユーザーは企業アカウントから反応がもらえたという事実より、一般ユーザーよりも質の高い回答が得られる場合にこそ価値を見いだし、好感度上昇につながるものと思われます。

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in ネットサービス, Posted by darkhorse_log

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