恐るべき手作り兵器、カダフィ軍から奪い取った兵器を自分たちで修理して戦っているリビアの反体制派
カダフィ大佐による強権的な統治への不満が爆発して始まった「2011年リビア騒乱」にて、反政府派はカダフィ軍から奪い取った武器を改造して戦っています。
民間人と元軍人によって構成されている反体制派がNATOによる空爆の支援を受けながらカダフィ軍と戦い始めて記事執筆時点で4か月がたちますが、その反体制派が敵から奪った兵器を手作業で修理しているところや戦闘訓練をしている様子を写した写真集です。
DIY Weapons of the Libyan Rebels - The Atlantic
https://www.theatlantic.com/photo/2011/06/diy-weapons-of-the-libyan-rebels/100086/
リビアにあるミスラタで行われた兵器ワークショップにて、リビア人のボランティアが「UB-32ロケットランチャー」を修理しています。ちなみに、これは通常だと戦闘機や戦闘爆撃機などに取り付けるロケットランチャーです。
反体制派の将校がカダフィ軍から手に入れた兵器を手直ししているところ。
反体制派の戦士がカダフィ軍から領地を取り返し、Vサインを見せます。
戦いに備えて用意されている火炎瓶。
倉庫で出番を待つ対空砲などの武器。
たくさんの兵器や弾薬。
ロケット弾を発射する時は爆音から鼓膜を守るために耳をふさぎます。
グラッドロケットランチャーを掃除する男性。
ロケットランチャーの前でタバコを吹かす戦士。
敵の最前線へ向けてロケット弾を発射しているトラック。
敵軍の戦車の一部から大砲を外そうとしています。
こちらも、カダフィ軍から奪い取った武器を修理して再利用しようとしているところ。
弾薬からサビを取り除いています。
大量のロケット弾を運ぶ男性。もちろんカダフィ軍から奪った物です。
壊れたカダフィ軍の戦車から金属を切り取っています。金属板は戦闘用車両の装甲などに使われるそうです。
反体制派の将校が奪った武器の調整の仕方を教えているワークショップ。
トラックに取り付けたUB-32ロケットランチャーにロケット弾を装てんしています。
TOYOTAのトラックに乗って戦場へ向かう反体制派。
訓練中の様子です。
トラックに取り付けられた武器の上で休憩する戦士。
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