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「バイク型霊柩車」や「時速160km超の自作霊柩車」など、世界の霊柩車いろいろ


葬祭式場から火葬場、もしくは墓地などへ遺体を乗せて運ぶ霊柩車。日本では乗用車や小型トラックに宗教的な装飾を施したものや、大型のステーションワゴンなどを改造したシックなものなどがありますが、ここでは「バイク型霊柩車」や「時速160km超の自作霊柩車」といった、世界各地で使用されているあまりなじみがない霊柩車を集めています。

多種多様な霊柩車は以下から。Bizarre Funeral Vehicles | ubertrivia

1:バイク型霊柩車

以前も記事にしたバイク型霊柩車は、ニュージーランドのマイク・プライスさんが「「死んでもバイクと一緒にいたい」というバイク愛好家のために開発しました。1350ccのハーレーダビッドソンエンジンを使っています。全長は4.8mで、重さは600kg。


2:サイドカー型霊柩車

バイクの横に車輪と座席などを取り付けたサイドカースタイルの霊柩車。棺や骨壷を運ぶための側車が付いています。こちらもバイク愛好家にしばしば利用されるとのこと。


3:アルゼンチンのビンテージ霊柩車

この彫刻が施されたアルゼンチンの霊柩車はビンテージのキャデラックを使っていて、手作りだそうです。


4:メルセデス・ベンツ Eクラスの霊柩車

「人生の最期には高品質の車両を」ということで、メルセデス・ベンツ Eクラスを使った霊柩車です。独自に改造した4ドアの車両となっています。資産家の人などに好まれそうな感じ。


5:仏教式の日本の霊柩車

日本の一般的な霊柩車も、キリスト教圏などの外国人から見たらかなり印象に残るようです。確かに装飾は非常に豪華で、仏壇そのものに似ています。


6:1927 Graham Child's霊柩車

この1927年式のビンテージスタイルの霊柩車は、子どもの遺体を運ぶために作られました。


7:棺おけ型ホットロッド

棺おけ型の車体にドライバーが乗り込むホットロッドで、遺体を乗せることはできません。なお、ホットロッドカルチャーの中には「霊柩車」というカテゴリーがあり、ジョージ・バリスさんの作品などが有名です。


8:「Rebels MC」のボス専用霊柩車

オーストラリアのアウトローで結成されているバイクチーム「Rebels MC」のボス、Richard Robertsさんが殺された時に使われたサイドカー型霊柩車です。ちなみに、チームの構成人数は300人ほどとのこと。


9:フィルビゼットさんの自作霊柩車「ホーリースモーク」

フィルビゼットさんが自分で作り上げた霊柩車「ホーリースモーク」は、1人用で最高時速は100mph(およそ時速160.9km)。棺の長さは7フィート(2.1m)で重さ75kgとなっています。


10:ポーランド大統領の葬儀専用霊柩車

ポーランド大統領レフ・カチンスキ夫妻や政府要人など96名が亡くなったポーランド空軍Tu-154墜落事故の後に行われた大統領の葬儀では、マセラティ・クアトロポルテハマーH1を改造した霊柩車が使用されました。

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in 乗り物, Posted by darkhorse_log

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