試食

徳島ラーメンの人気店「いのたに」のラーメンを食べてきました


前回の「マチ★アソビ」で徳島を訪れた際に徳島のラーメン店を5店舗回ったわけですが、その時にたどり着くことのできなかった名店「いのたに」のラーメンをやっと食べることができました。

かつて新横浜ラーメン博物館にも出店していた有名店なのですが、その味はいったいどんなものだったのでしょうか。

徳島ラーメンの名店「いのたに」のラーメンの味は以下から。「いのたに」は駅前からちょっと離れたところにあります。

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「いのたに」に到着。


店内は大盛況。店員さんが手慣れた様子でつめかけたお客さんをさばいています。


まずお店に入ったら食券を購入します。ボタンを押すと食券機の中に飾ってある物と同じプラスチックの札が出てくるので、それを店員さんに渡します。

ラーメンの量は「大肉」「中肉」「大」「中」の2種類。サイズは2種類、ノーマルのラーメンと肉多めの「肉入り」だけというシンプルさ。徳島ラーメンの特徴である生玉子はデフォルトで入っているものではなくトッピングなので、食券を買うときは注意してください。


店内は満員なのであたりを見回すと、壁にいろいろな物がはってあるのを発見。営業時間は10:30~17:00まで、定休日は月曜日。


徳島有数の有名店なのでさまざまな著名人のサインが壁一面に掲示されています。


席についてしばらく待っていると、店員さんが水のグラスの上にレンゲを置いていきます。何とも不思議な光景ですが、注文を取らず食券だけを頼りに多くのお客さんをさばくための目印なのかもしれません。


卓上のPOPによると、メニューはラーメンのみでありながら、なんとお持ち帰りも可能。翌日届く地域であれば発送もしてくれます。


注文の関係かサイドメニューのご飯が先に来ました。ちょっとシュールな絵を眺めながら引き続きラーメンを待ちます。


待望のラーメンが運ばれてきました。これは「大肉」に「生玉子」と「メンマ」をトッピングしたもので、「いのたに」で頼める中では最もトッピングの多い状態です。


最初にスープを口にして、その独特の飲み口に驚きました。味はどちらかと言うと濃い目なのですが、甘すぎず、かつくさみもなく、油が口の中に残らず見た目よりもかなりすっきりした後味です。

色が濃いですが醤油のカドが立ったりもしておらず、月並みなフレーズですが「やさしい味」だったのは確か。すっと飲めて塩分も油分も控えめな印象だったのでぐいぐい飲めてしまい、逆に言うとぐいぐい飲めるがゆえに強烈な印象は残らないため、さらに飲み続けるという無限ループにはまってしまいました。

麺は細めのストレートでコシは普通程度で、スープとの相性はとてもよかったです。


肉はかなりしょうゆ味が強めで、豚バラ肉が具となることの多い徳島ラーメンの中ではどちらかというとチャーシューに近い食感です。


メンマは適度な歯ごたえでアクセントになっています。ネギも辛みが強すぎることもなく、具に関しては平均的と言えばそうなのですが、その平均点が高水準な感じです。


生玉子を崩して食べるとマイルドになり、味の変化を楽しめるのが徳島ラーメンの特徴でもありますが、卵とスープの相性はばっちり。しょうゆ味の濃い肉をからめて食べるとまた格別です。


見た目からかなりのこってり味だと覚悟したものの、しっかりした味でありながらしつこくないスープで難なく食べきることができました。ごちそうさまでした。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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