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あの東日本大震災から1ヶ月強、被災地がどうなったのかを示す衝撃的な写真集


3月11日に起こった東日本大震災から1ヶ月強がたち、福島第一原発事故は当初の「事故レベル5」からチェルノブイリ原発事故と並ぶ「レベル7」へと引き上げられ、事態は長期化の様相を呈しています。

いまでも現地では自衛隊や警察、消防などの救援隊による行方不明者の捜索や物資輸送がなされていますが、そんな現地の避難所や壊滅状態の街並、祈りをささげる人々や放射線検査の様子などを記録した写真を集めました。いま一度東日本大震災について考える切っ掛けになるかもしれません。


写真集は以下から。Japan's crisis: one month later - The Big Picture - Boston.com

震災発生からちょうど一ヶ月後、僧侶や自衛隊員、消防士や救援隊などが日和山富士主姫神社跡地で黙祷をささげました。(4月11日:宮城県名取市閖上)


強い余震が起こり、小学生たちが机の下にうずくまって避難しています。また、この日は福島第一原発事故による避難地域が拡大された日です。(4月12日:宮城県女川町)


マグニチュード7.0の地震によって地滑りが発生し、泥や木々が道路を埋め尽くしました。(4月11日:福島県いわき市)


避難所と化した体育館の中、パーティションで仕切られた「部屋」で座る女性。(4月12日:岩手県釜石市)


2歳になるサトウルイ君はキーホルダーを使って日本赤十字のメンバーに遊んでもらっています。(4月11日:福島の避難所)


8歳のストウテル君とその兄のレン君たちが配給されたシチューとご飯を食べている様子。(4月12日:宮城県南三陸町の駐車場)


赤ちゃんが写っている家族写真を洗浄しているボランティア。(4月12日:岩手県大船渡市のボランティアセンター)


マスクを着け、坂を登っていく警察の人々。(宮城県南三陸町)


震災の起きた日に無くしてしまった結婚指輪を探す漁師のササキコウイチさん。(岩手県大船渡市)


安売りされている福島県いわき市産の野菜を探す買い物客。政府は、風評被害を受けている福島県の農家を支援しようとしています。(4月12日)


バケツを使って服を洗うために水をくんでいる74歳のオイカワキヨイさん。(4月12日:宮城県南三陸町)


震災によって荒廃した自分の仕事場を片付ける男性。(宮城県南三陸町)


首相官邸で記者会見する菅直人首相。(4月12日)


原子力安全・保安院の記者会見で事故レベルを「レベル5」から「レベル7」へと引き上げると語った西山英彦・経済産業省大臣官房審議官。(4月12日)


すぐに鎮火されましたが、福島第一原発では火事が発生しました。(4月14日:福島県大熊町)


生産ラインで自動車部品の検査をする岩機ダイカスト工業の従業員。トヨタ自動車は部品供給が滞っている影響で生産台数が落ち込むとしています。(宮城県亘理郡山元町)


二日連続で下げ幅を見せた日経平均株価の終値を見つめる男性。(4月12日)


がれきの中から発見された荷物が並べられている体育館。男性は自分の物を見つけようとしています。


荒廃した街で行方不明者を捜索する自衛隊。(4月12日:宮城県名取市)


農産物の安全性をアピールするイベントで、福島県いわき市にて生産されたイチゴの放射線レベルを測定する様子。(東京)


放射能汚染テストを受ける男性。(4月12日:福島県郡山市)


埋葬地にて震災の犠牲者へ祈りをささげる僧侶。震災からちょうど一ヶ月後の4月11日午後2時46分には亡くなった方々を思い、日本中で黙とうがささげられました。(宮城県東松島市)


国際環境保護NGOグリーンピースやその他の環境保護団体たちが日本の被災者のためにキャンドルをともし、折り鶴をささげました。(4月11日:フィリピンのケソンシティ郊外)


マスクとレインコートを着た人々が放射能雨などの情報を迅速に開示するよう政府へ促すために反原発デモを繰り広げています。(4月12日:韓国のソウル市)


倒壊した自宅を見つめる家族。(4月11日:宮城県気仙沼市)


崩壊した小学校を片付ける自衛隊。(宮城県石巻市の大川小学校)


自転車に乗って浸水した地域を通り抜ける男性。(宮城県気仙沼市)


震災の状況を伝える新聞を読む男性。(宮城県仙台市の県庁)


家族が亡くなったのか、自宅の瓦礫の中で手を合わせています。


福島第一原発での事故によって立入禁止区域となった場所では、見捨てられた花が枯れていました。(福島県双葉郡双葉町)


死んだように静まりかえっている避難地域となった街の様子。(福島県双葉郡浪江町)


避難地域ではがれきが散乱しています。(福島県双葉郡浪江町)


がれきを片付ける自衛隊員。(4月11日)


2歳のアヤカちゃん一家は行方不明になった祖父と祖母へ祈っています。(宮城県石巻市)


記者会見で頭を下げる東京電力の清水正孝社長たち。(4月13日:東京電力本社)


がれきが積み上がったままの被災地に降りていく夕日。(4月13日:宮城県石巻市)

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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