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女性の4人に1人は「ノーブラで外出が可能」と回答、ワコールが1万人に聞いた「バストに関する意識調査」

by jenny downing

ワコールが全国の25歳から54歳までの女性約1万人を対象に「ブラジャー選びやバストケアに関する意識調査」を実施し、その結果をまとめて資料として公開しています。

その中には「女性の4人に1人はノーブラで外出が可能と回答」「カップサイズの小さい人ほど試着・採寸をしない傾向がある」「大胸筋を鍛えるポーズを行うはバストケアに効果がない」など、意外な事実がいろいろと含まれています。

意外と正しく知られていない下着選びや、間違いの多いバストケアなどは以下から。ニュースリリース | WACOAL HOLDINGS CORP.

「ブラジャーを『着ける時』『着けている最中』に思い当たること」という質問に対しては、「特にない」と回答した人は全体のわずか16.3%で、83.7%の人がブラジャー着用時になんらかの不具合を感じていることが分かりました。具体的には「肩ひもが落ちてきてしまう(23.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「動いている間にブラジャーがずれる(10.5%)」、「カップが浮いたり・パカパカする(6.8%)」などの回答などが見られました。


ブラジャーの使用感に不満を持っている人が多い一方で、普段ブラジャーを購入する際に、バストの採寸とブラジャーの試着の両方をすることが多い人は全体のわずか13.8%にとどまりました。採寸だけをする人は9.1%、試着だけをする人も19.0%で、半数以上の女性がほとんども採寸も試着もしていないことが分かりました。


採寸・試着をしない理由としてもっとも多かったのは、「面倒だから(37.2%)」という回答でした。それに次いで多かった回答は「その他」となっています。試着をしない理由は多種多様だということなのでしょうか。


「普段使用しているブラジャーが自分のバストに合っていると思うか」という質問をしたところ、「自分のバストに合っている(ジャストフィットしている)」と回答した人は全体の44.1%にとどまりました。

さらに普段から採寸・試着をする人としない人を比較すると、普段から採寸・試着を行っている人の方が、どちらも行っていない人のおよそ倍の割合で「バストに合っている」と回答。また、採寸・試着をして自分に合ったブラジャーを着けて気がついたことをたずねたところ、「バストのラインがきれいに見える」「着けていて苦しくない・楽だった」「デザインによってサイズが違った」といった回答が多くあったそうです。


普段着用しているブラジャーのカップサイズによってブラジャー購入時の意識や行動に違いがあるのかを調べたところ、AA&Aカップの女性のうち、ブラジャー購入時の採寸・試着をする人はわずか3.5%で全サイズ中最低の割合で、、カップサイズが大きくなるほど「採寸・試着」を実施する割合が高くなることが分かりました。

共立女子大学の間壁治子名誉教授は、この結果を受けて「カップサイズが大きいと動いた時の揺れが大きい、重力の影響が大で下垂しやすい、外衣に響く、身体のシルエットが整わないなどの関連性が高いから(採寸・試着をする割合が高くなった)と思われます。ただしカップサイズの小さい人でも加齢現象は確実に進行します。カップサイズに関係なく、ブラジャー選びは大切です。」とコメントしているので、カップサイズが小さいからといって下着選びに手を抜いていると、バストへの加齢現象が進んでしまうようです。


バストが以前と比べて変化したと感じるかどうかたずねたところ、82.7%の女性が何らかの変化を感じていることが明らかとなり、20代でも、半数以上の67.9%がバストの変化を感じていました。


またバストが変化する(下垂する)理由を聞いてみたところ、48.2%の人が「加齢」と回答しており、次いで「子供への授乳(21.7%)」、「体重の増減(11.6%)」が続きました。 しかし、バストの形を維持するためのケアを行ったことがないと回答した人は全体の43.1%を占めました。

日本人女性のバストは、バストの揺れや女性ホルモンの変化などが原因で、「そげる」「たわむ」「流れる」というステップを経て変化していくそうなのですが、多くの人が加齢にともなうバストの変化を意識していても、実際にケアを実践する人は少ないようです。


バストケア経験のある女性に、具体的にバストの形を維持するために行ったことがあるケア方法を質問したところ、上位項目にあがったのは「自分のバストに合ったブラジャーを着ける(24.1%)」「大胸筋を鍛えるポーズを行う(21.5%)」「正しい姿勢を心がける(20.6%)」でした。

「大胸筋を鍛えるポーズ」というのはバストアップの方法としてわりと一般的に知られているものですが、バストは筋肉がない組織であるため、バストケアとしてはあまり効果がないようです。また、少数意見に出た「鶏の皮を食べる」「昆虫採集や川遊びで網を振る」「逆立ちする」など不思議な方法が多く、バストケアは様々な「思い込み」で実践されているのかもしれません。

一方、ワコールが推奨している唯一にして最大のバストケアである「自分のバストに合ったブラジャーを着ける」というケア方法を取っている人はバストケア経験者の4人に1人と非常に少ない結果になり、ブラジャーの必要性が浸透していない実態が浮き彫りになったとワコールは語っています。


ブラジャーを着用せずに出かけることができる範囲を質問したところ、距離に差はあるものの、全体の27.0%の女性が「ノーブラで外出が可能」と回答しました。

また、普段着用しているブラジャーのカップサイズ別に意識を比較してみたところ、AA&Aカップの人の割合が一番高いものの、E、Fカップ以上の人でも20%以上がノーブラで外出が可能と回答しており、バストの大小で大きな差は見られませんでした。

バストの変化の原因のひとつに、バストを支えるクーパー靭帯という組織が、長期にわたってバストが揺れる影響を受けて伸びてしまうことが考えられています。

そのため、普段の生活でバストの揺れをおさえるためには、自分のからだに合ったブラジャーを着用することが重要なのですが、ノーブラで外出することに抵抗感のない女性が4人に1人いるという結果からすると、バストの揺れを抑えるためにブラジャーを着用するという意識はそれほど浸透していないのかもしれません。


今回の調査で明らかになった傾向は、間壁治子名誉教授が30年前に若年成年女子(18歳~25歳)を対象に実施した調査結果とほとんど変わっていないということで、間壁教授は女性とブラジャーの関わりが数十年前から本質的に変化していないことを示していると指摘。多くの女性が思い込みで行っているブラジャー選びやバストケアを見直し、加齢に伴って変化し続ける体にぴったり合ったブラジャーの快適さを知ってほしい、そしてそのために下着メーカーはさらなる努力をしてほしいと締めくくっています。

ちなみに、今回まとめられたバストケアなどの話題とはちょっと異なる質問の回答として、「2人に1人が『勝負ブラ』を所有していて、勝負下着の色は全世代で「ピンク」が1位」だったということです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log