まるで中華まんのような風味、ハウス食品のパワーランチ「カレーBAR」「カレーBAR スパイシー」「ピザBAR」試食レビュー
一般に栄養機能食品や栄養調整食品はイチゴやバナナなどのフルーツ味、はたまたチョコレート味やメープルシロップ味などの甘さを売りにした商品が多いわけですが、そんな中、ハウス食品から発売されている「パワーランチ」は「カレー味」や「ピザ味」と明らかに独自路線を突き進んでいます。
この「パワーランチ」、昨年11月より九州地区・沖縄県・山口県限定でカレー風味の「カレーBAR」を発売していたのですが、今週より近畿・中国四国地区まで発売エリアを拡大し、それに伴って「カレーBAR スパイシー」「ピザBAR」の2品が追加されました。「食事の風味がいつでもどこでも楽しめる」というこの商品、一体どんな風に仕上がっているのでしょうか。
「パワーランチ」の見た目や味などは以下から。パワーランチ | 商品カタログ | ハウス食品
これがパワーランチ「カレーBAR」です。
原材料名。カレー風味シーズニングやソテーカレーペーストなどを使ってカレー味にしている様子。
栄養成分はこんな感じ。カロリーは151Kcalです。なお、3種類ともビタミン10種、ミネラル3種を配合しているとのこと。
続いてパワーランチ「カレーBAR スパイシー」。黒いパッケージが辛そうな印象です。
原材料名。こちらには書いてありませんが、唐辛子・クミン・カルダモンなどの香りを際立たせることで辛みを増やしているそうです。
栄養成分。カロリーは156Kcalと「カレーBAR」に比べて5Kcalだけ多くなっています。
最後はパワーランチ「ピザBAR」。
トマトペーストやデミグラス風ソースなど、洋風の原材料が使われているようです。
栄養成分。「カレーBAR スパイシー」と同様に156Kcalです。
まずは「カレーBAR」から。パッケージを開けるとカレールーにそっくりな香りがしてきます。「バーモントカレー」などのカレールーを主力とするハウス食品ならではの香りなのかもしれません。こんな風に片手で持って食べられます。
お皿に取り出してみました。
側面。
手でちぎろうとしたところ、かなりもっちりとした粘りがありました。一口食べてみると、食感が意外なほどに硬くて驚きます。やはりもっちりとした粘りがあるのですが、ちょっとだけガムを食べているような感覚もあり、これは初めての食感かもしれません。味は「カレーまん」によく似ています。必然的によくかむことになるので、少ないカロリーの割には満足度が高いです。
続いて、「カレーBAR スパイシー」。パッケージを開けるとカレーの香りがするのですが、カレールーの香りというよりはスパイスの香りという感じがしました。
形状は「カレーBAR」と同じです。
具の部分は「カレーBAR」よりも黒くなっています。口に入れてみると、食感などは基本的に「カレーBAR」と変わらないのですが、鋭い辛みが襲ってきてとにかくスパイシー。辛さに弱い人なら汗をかくかもしれません。そして辛さが強い分だけ味に深みが無いような気もします。
最後は「ピザBAR」。開けた途端に「ピザまん」の香りがしてきました。
やはり形状は同じです。
いかにもピザ味という見た目をしています。香りはピザまんにそっくりですが、味もピザまんとほぼ同じと考えて間違いありません。食感はパワーランチ特有のもっちりとした粘りが強いものなので、ちょっぴりガムっぽい食感のピザまんといった印象です。
これまでの栄養機能食品などとは一線を画した風味となっているパワーランチ、「カロリーが気になるけれども、食事の気分を味わいたい」という人には向いているのではないでしょうか。
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