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カプコンがスマートフォン向けソーシャルゲームを本格展開、新ブランド「ビーライン」を立ち上げ


「モンスターハンター」シリーズや「ポケットモンスター」シリーズなど、携帯ゲーム機向けのタイトルが好調な売り上げを見せている昨今ですが、従来のパッケージソフトよりも手軽に遊べるライトな「ソーシャルゲーム」がiPhoneやAndroidスマートフォンなどのプラットフォームで高い人気を集めています。

そんな中で大手ゲームメーカー、カプコンがスマートフォン向けのソーシャルゲームを本格展開するために、カプコンブランドと明確な差別化を図った新ブランド「ビーライン」を立ち上げることを発表しました。

詳細は以下から。
株式会社カプコン | ソーシャルゲーム事業における戦略子会社の設立ならびにグローバル展開に関するお知らせ

カプコンの公式ページによると、パソコンやスマートフォンなどの新たなゲームプラットフォームが急成長を続けており、携帯電話の高機能化やSNSの台頭を受けて、モバイルゲーム市場が世界中のあらゆる地域でゲームに触れたことのない新規ユーザーを取り込むなど、ゲーム市場は急激に変化しつつあるそうです。


また、スマートフォンは2012年にはパソコンの普及台数を超えるプラットフォームになると見込まれており、「スマートフォン向け」に「ソーシャルゲーム」を「グローバル」に展開することが事業成長の重要な鍵とのこと。

カプコンは2009年以降、スマートフォン向けコンテンツの開発に注力しており、欧米の子会社を中心に海外向けソーシャルゲーム「Smurfs' Village」「Zombie Cafe'」「Lil' Pirates」を配信したところ、3タイトルのダウンロード数は合計1500万件を超え、「Smurfs' Village」はAppleのApp Storeの売上高ランキング「トップセールスApp」において55ヶ国で1位を獲得。

そして今後、家庭用ゲームの顧客層とは異なるライトユーザーをさらに獲得するため、同社の人気シリーズタイトル以外のオリジナルコンテンツを携帯端末で配信する、カプコンブランドと明確な差別化を図ったセカンドブランド「ビーライン」を立ち上げるとしており、北米と欧州、日本の3地域に開発拠点を設置することで、グローバルでの投入タイトル数を増強するそうです。

特に日本の「ビーライン・インタラクティブ・ジャパン」は、今後高機能端末の普及拡大が予測されるアジア地域の先駆者としての地位を確立し、ビーラインブランドの浸透および収益の拡大を図っていくとしています。

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in モバイル,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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