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「魔法少女まどか☆マギカ」放送・配信とも当面休止、再開の目処は今のところ立たず


1月から放送が始まったテレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響を受けて放送が休止となり、MBSでは第10話、TBSとCBCでは第9話まで放送が終わった時点でストップしました。

地震や原発関連のニュースなどで放送が休止になったアニメは他にもありましたが、本作については今後も当面放送・配信が休止となることが公式サイトで明らかになりました。

「魔法少女まどか☆マギカ」お知らせ


公式サイトのお知らせによると、「魔法少女まどか☆マギカ」の放送・配信は当面休止になるとのこと。放送・配信の再開時にはお知らせがあるようですが、その時期については明らかになっていません。

作品はMBSが第10話、TBSとCBCが第9話まで放送したところで中断となっており、その間にネット配信がTBSとCBCを追い抜いて第10話を配信、とうとうニコニコ動画で第11話を最速配信かと見られていましたが、配信も休止ということになりました。

アニメーション制作を担当しているシャフトは「ひだまりスケッチ」や「化物語」の時にかなり苦しい制作スケジュールだった結果、放送時に背景が文字だったり、本来は入っているはずのカットが入っていなかったりということが発生。今回も第10話などの制作時点ではかなり苦しい状態だったため、本作の脚本家である虚淵玄さんが「楽しみに待っててくれる皆さんには本当に申し訳ないが、俺はホッとしてるのです。11話、12話とハードな作画を要求される現場に、ここにきて時間の猶予が与えられたことが。」とツイートしていました。

だからね、楽しみに待っててくれる皆さんには本当に申し訳ないが、俺はホッとしてるのです。11話、12話とハードな作画を要求される現場に、ここにきて時間の猶予が与えられたことが。大丈夫、これなら仕上がる! とね。

— 虚淵玄 (@Butch_Gen)


今回の地震でアニメ会社では保管されていた資料がひっくり返ったり建物に損害があったりという話も出ているため、この放送・配信休止が地震によるものか、制作スケジュールの影響も含むものかはわかりませんが、物語のクライマックスだけに、何とか早めに再開して欲しいものです。

2011/03/23 22:26
Twitterの番組公式アカウントによると「レギュラー放送とは形態が変わりますが、4月中を目途に最終話までをお届けできるように調整を進めてまいります」とのこと。アニプレックスでは「化物語」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」でそれぞれラスト数エピソードをネット配信にしたことがあるので、まどか☆マギカでも同様の措置が取られるかもしれません。

レギュラー放送とは形態が変わりますが、4月中を目途に最終話までをお届けできるように調整を進めてまいります。ご理解、ご了承のほど、よろしくお願いいたします。 #madoka_magica

— 魔法少女まどか☆マギカ (@madoka_magica)

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in アニメ, Posted by logc_nt

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