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中国系でユダヤ教徒でハワイ在住、アメリカで最もハッピーな男性


毎日1000人以上のランダムに選ばれたアメリカの成人に電話し、健康状態や情動状態、仕事への満足度やストレス、食習慣などクオリティ・オブ・ライフにかかわるさまざまな項目についてアンケート調査を行うGallup-Healthways Well-Being Indexによると、アメリカで最も幸福な州はハワイ、最も幸福度が低い州はウェストバージニアとのこと。ハワイ在住69歳の中国系アメリカ人Alvin Wong氏が統計学的には「アメリカで最もハッピー」なはず、ということも判明しています。

詳細は以下から。The Happiest Man in America - The Gallup-Healthways Well-Being Index - NYTimes.com

Hawaii No. 1 in U.S. for Wellbeing, and West Virginia Last

電話調査をもとに住民の「幸福度」を指数化した結果、2010年にアメリカで最もハッピーな人々が住む州はハワイで、以下ワイオミングノースダコタアラスカコロラドと続きます。


住民の幸福度が最も低かったのはウェストバージニア。以下ケンタッキーミシシッピアーカンソーアラバマが2010年のワースト5となっています。


西部に「ハッピーな州」が、南部に「ハッピーでない州」が集中する傾向にあるようです。


電話で調査を受けた日に「昨日笑った」と答えた人は既婚者または同居中のパートナーがいる人が多く、40代より20代の方がよく笑うという結果になっています。一方、「昨日は悲しい気分だった」という人の割合が高いのは別居中の人、45歳~64歳の年齢層となっています。性別や人種を見ると「笑った人」も「悲しんだ人」も男性より女性が多く、白人よりヒスパニックが多いのは、感情表現が豊かということなのかもしれません。


Gallupの調査ではこれまでに、男性の方が女性より「幸福」な傾向、中年層より高齢層の方が「幸福」な傾向などが明らかになっています。2010年の調査結果から「幸福度」と相関が高かった要素を総合すると、「長身のアジア系アメリカ人の男性で、戒律を順守するユダヤ教徒であり、65歳以上で既婚、子どもがいて、ハワイ在住で、自営業で、年収は12万ドル(約987万円)以上」という「アメリカで最もハッピーな(はずの)人物像」が浮き彫りになったそうです。

この人物像にずばり一致したのが、ホノルル在住69歳、身長5フィート10インチ(約178cm)で妻子持ち、ヘルスケア企業を営むユダヤ教徒の中国系アメリカ人Alvin Wong氏だったというわけです。

Alvin Wong氏と妻のTrudy Schandler-Wongさん。


データ上では「絵に描いたように幸せ」なはずのWong氏ですが、実際にはどうなのでしょうか?自分が「アメリカで最もハッピーな人物」であることを電話で知らされ取材を受けたWong氏は、「確かにわたしはとても幸せな人間です。秘けつはおそらく、『自分で自分のことを笑えなければ、人生は味気ないものになる』という信条にあるでしょう。……で、これって何のいたずら?」と語っています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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