「さよならバルセロナ」、粋なはからいで3年間暮らした街に別れを告げる男性


3年間暮らしたスペイン・バルセロナを離れることになったブラジル人のLucas Jatobaさんは、「この3年間楽しく過ごさせてくれたこの街に何かお返しがしたい」と考え、拾った人へのちょっとしたプレゼントを結びつけた風船を空に放つことを思いついたそうです。バルセロナの街を色とりどりの風船が飛ぶ様子を収めた動画はまるで短編映画のようで、実に粋な別れのあいさつとなっています。

再生は以下から。YouTube - Adéu, Barcelona!


「こんにちは。あなたは僕のことを知らないし、僕もあなたのことを知らない。だけど、僕はバルセロナで過ごしたこの3年間、とっても楽しく過ごすことができたから、この街へ何かお礼をしたいと思って、演劇の鑑賞券を結びつけた風船を飛ばすことにしたんだ。僕がこの街でたくさん楽しい経験をしたように、あなたにもこの素晴らしい街を楽しんで欲しい」というようなJatobaさんのメッセージからムービーは始まります。


「僕は、もっと利他的な世界を、人々が今みたいに自己中心的でなく、家族や友達だけでなくみんなの幸せを願うような世界を、信じているんだ。友情に満ち誰もがお互いを尊重しあう、そんな世界は、みんなが見返りを求めずに与えあうようになれば、今日からでも始められるはず。あなたがこの贈り物を楽しんでくれるといいな。それじゃ、さようなら。ルーカス」


印刷した手紙に1枚ずつ演劇のチケットをはりつけます。


折りたたむと「これはあなたへのプレゼントです」と書かれています。


このメッセージとプレゼントのついた風船を、バルセロナの空へ飛ばそうというわけです。


ガウディ設計のカサ・バトリョの屋根を超えていく風船。


街を見下ろすがけの上から。


ふわふわと海辺の方へ漂っていきます。


なんとなくガウディっぽいテイストの壁画が描かれたアパート。


色とりどりの風船のかたまり。


サグラダ・ファミリアに面したベランダから……


ゆっくりと風船が降ってきます。


風船をキャッチしたこの女性は見上げてキスを投げてくれました。


噴水に落ちてしまった風船もあるようです。


バルセロナのシンボル、サグラダ・ファミリアの屋根より高く昇っていく風船たち。


風に乗って思い思いの方角へ流されながら、街のあちこちへ下りていったようです。


工事の足場で風船をキャッチした男性は、カメラに気付いて笑顔を見せています。


「さよならバルセロナ、本当にありがとう」というエンドロール。ちなみに印象的な音楽はJessica Allosseryさんの「Change the World」という曲とのことです。

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in 動画,  アート, Posted by darkhorse_log