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「コラーゲン配合の美容クリームはお金のムダ」と科学者が明言

by Daniela Vladimirova

「小じわをなくす」「クマを消す」などといった効果をうたう、コラーゲンを配合した化粧品を見かけることはよくありますが、そういったものを塗ってもあまり効果がないということが複数人の科学者により明言されました。

美肌に効果がある物質としていろいろな所で目にする「コラーゲン」ですが、塗るだけでお肌がピチピチになるというのはやはり甘い夢だったのでしょうか……


科学者によるコラーゲン効果に対する指摘と、化粧品会社の言い分は以下から。Wrinkle reducing collagen creams 'are a waste of money', say scientists | Mail Online

化粧品売り場には、肌のしわをなくしてハリのあるものにするコラーゲン配合の美容クリームがいろいろと並んでいます。しかし、科学者によると、高価なコラーゲン配合クリームは買うだけお金の無駄だという結論に至るそうです。ローションや化粧水に含まれるコラーゲン分子が非常に大きいので、ごくわずかな量しか皮膚の中にまで浸透せず、洗顔するかぬぐい取るまでずっと皮膚の表面に残り続けるということです。

コラーゲンは皮膚にその強さと弾力を与えるタンパク質です。年を取るとともに体内で作られるコラーゲンの量は減少していくため、しわを取って肌をなめらかにし、皮膚を若返らせる効果があると訴える化粧品の重要な成分と考えられるようになりました。

例えば、日本でも商品を展開しているロレアルの「Wrinkle Decrease Collagen range」という商品は、35歳以上の女性をターゲットとしていて、目に見えるしわを減らす効果を主張しています。また、「Paris Dermot Expertise Collagen Micro-vibration eye cream」は、わずか15ml、ティースプーン3杯分の容量で11ポンド(約1500円)の価格がついていますが、これは生きたコラーゲンを含んでいて、目尻のシワやクマをなくしてしまうという効果をうたっています。


「コラーゲンは巨大な分子で、皮膚はそのような物質を中に入れないようにできています」オックスフォード大学の科学者で、巨大分子科学について研究しているBlanca Sengerova博士はこう断言します。「コラーゲンを含む美容クリームの広告を見ると、私はいら立ちすら覚えます。コラーゲンは確かに皮膚の構造上重要なタンパク質ですが、その分子は皮膚のバリア機能を通り抜けるには大きすぎるのです。」

ロンドン大学の薬学を教えるJonathan Hadgraft教授は、「コラーゲンを含む美容クリームの約60パーセントが皮膚に吸収されると広く信じられていますが、実際にはほとんど吸収されずに皮膚の表面に残ってしまいます。もしもコラーゲン入りクリームが本当に皮膚に浸透して血液に混ざるようなことがあれば、それは化粧品ではなく、薬に分類されなければならないでしょう」とコメントしています。

一方、ロレアルのスポークスマンは「いくつかの製品には脱水したコラーゲン球体が含まれていて、肌の表面に塗布すると他の成分と結合して9倍に膨らみ、表面をなめらかにする働きを持っています。」とコメントし、コラーゲンが体内に取り込まれなくても、肌によい効果をもたらしているということを主張しています。

美容業界の専門家であるChris Flower氏は「メーカーは、広告のキャッチコピーにおける正確な言葉遣いに非常に注意しなくてはなりません。しかし、これらの商品はパッケージや広告から顧客が間違った印象を受ける危険があります」と、コラーゲンを含む化粧品が消費者に与える誤解について懸念しています。

確かにコラーゲンを皮膚に塗布することによって外部からの刺激を緩和したり、水分を保つことはできるようなので、まるきり効果がないとは言い切れないところがありますが、「コラーゲン」というフレーズが肌をキレイにしてくれる魔法の言葉として使われがちなのも事実。甘いフレーズに誘われてつい化粧品に頼ってしまう人は、ちょっと注意してみてもよさそうです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log