「血ぃくれにゃ」、キュートな吸血猫「にゃんぱいあ」のテレビアニメ化が決定

2009年6月に発行された同人誌発のキャラクター「にゃんぱいあ」の物語がテレビアニメ化されることになりました。

よくゲームセンターのクレーンゲームで見かけるこの「にゃんぱいあ」、なんとグッズが累計300万個を突破しているという人気キャラクターで、アニメではオリジナルエピソードを加えてその魅力を余すところなく表現してくれるとのこと。

アニメ化の詳細は以下から。
にゃんぱいあ -The Gothic World of Nyanpire-｜株式会社グラッド

にゃんぱいあ The Animation ｜ 公式サイト
http://www.nyanpire.jp/

「にゃんぱいあ」は、yukiusaさんが2009年6月に発行した同人誌「にゃんぱいあ-the Gothic World of Nyanpire-」発のキャラクター。可愛らしいストーリーとキャラクターの魅力で人気を集め、クレーンゲームの景品などとして関連グッズが累計300万個を突破しています。

今回のアニメのストーリーはこんな感じ。

捨てられたかわいそうな黒い子猫が一匹
お腹が空きすぎ、もう立つこともできなくなっています。
一つの小さな命が消えようとしていたその時、暗闇の中からヴァンパイアが現われました。

ヴァンパイアは子猫をそっと抱き上げ自らの血を与えると
子猫の体に変化が現れ、牙が伸び、背中には羽が生えました。

ヴァンパイアに血の洗礼を受けた子猫、にゃんぱいあの誕生です。

「お前は永遠の命を得たけど、その代償にヴァンパイアとして生きていくんだよ
そして、これからは自分で血を探さなくてはいけないよ。」

そしてにゃんぱいあは、人間の女の子に拾われ、家猫として楽しい生活を送ることとなります。

喉を潤す血を求めながら…
「血ぃくれにゃ」

ヴァンパイアから血の洗礼を受けた子猫「にゃんぱいあ」。ちょっぴり自己中心的でだだっ子ですが、天然ボケが目立つ家猫です。好きなものはヴァンパイアらしく血、そして怖いものは飼い主の美咲ちゃんだそうです。

伊達政宗を崇拝する武士道まっしぐらの「独眼竜まさむにゃ」。物ノ怪退治のはずが、うっかりにゃんぱいあと友達になり、さらににゃんぱいあに恋してしまいますが、オスだとわかりショックを受けることに……。

元天使の「にゃてんし」。天使らしからぬ日々の振る舞いから天界を追い出され、堕天使となり地上で暮らしているそうです。ナチュラルに嫌がらせをしてしまう困ったさんで、天使の輪は自作したもの。

にゃんぱいあの弟分として美咲ちゃんが友達からもらってきた「茶々丸」。容姿に反して毒舌で、かわいげのなさは天下一品。しっかり者なので、にゃんぱいあの兄としての立場を脅かしています。

耳がピンクの吸血コウモリ「毛利くん」。常に小森くんと行動を共にしており、悪気なくたまに毒を吐いてしまうこともしばしば。

耳が黄色の吸血コウモリ「小森くん」。常に毛利くんと行動を共にしており、毛利くんが好きでたまらないそうです。

監督・キャラクターデザインは、「TRIGUN」や「新世紀サイバーフォーミュラ」、「SUPERNATURAL：THE ANIMATION」などのキャラクターデザインで知られる吉松孝博さん。構成・脚本は、「もやしもん」や劇場版「大奥」の高橋ナツコさん。そしてアニメーション制作はGONZOが担当します。放送は2011年予定となっています。

◆スタッフ
原作：yukiusa
監督・キャラクターデザイン：吉松孝博
シリーズ構成：高橋ナツコ
アニメーション制作：GONZO

キャストは後日発表

©yukiusa/GLAD・にゃんぱいあ製作委員会