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WiMAXとCDMA2000に対応した「HTC Evo shift 4G」が正式発表、フルキーボードを搭載したAndroidスマートフォン


昨年11月にアメリカの特許商標庁が開設しているデータベースから、HTCが新たに「HTC EVO SHIFT 4G」という商標を申請したことが判明し、次世代高速通信サービス「WiMAX」と第3世代携帯電話「CDMA2000」の両方に対応したAndroidスマートフォン「HTC Evo 4G」の後継機種が登場するのではないかとみられていましたが、ついに正式発表が行われました。

詳細は以下から。
Sprint Newsroom | Sprint’s 4G Leadership Extends into 2011 with Introduction of Second Generation of Industry-Leading 4G-Capable Devices

アメリカの携帯電話会社「Sprint」のプレスリリースによると、同社は1月9日からHTC製のWiMAXおよびCDMA2000をサポートしたAndroid 2.2スマートフォン「HTC EVO SHIFT 4G」を発売するそうです。本体価格は2年契約時の場合、149.99ドル(約1万2300円)。

これが「HTC EVO SHIFT 4G」の本体。3.6インチマルチタッチ対応液晶や800MHzで駆動するQualcommの第2世代Snapdragonプロセッサ「MSM7630」、512MBメモリ、720pのHD動画撮影をサポートした500万画素カメラ、スライド式QWERTYキーボード、FMラジオ、Bluetooth2.1、IEEE802.11 b/g/n対応の無線LAN、電子コンパス、加速度センサー、GPSなどを搭載しています。


背面はこんな感じ。バッテリーパックの交換にも対応。


左側面にボリュームキーとmicroUSBポートを備えています。


QWERTYキーボードを展開したところ。快適な文字入力が可能となるため、TwitterやSNSなどのヘビーユーザーにはうれしいのではないでしょうか。


なお、「HTC EVO SHIFT 4G」の本体サイズは約116.8mm×約58.4mm×約15.2mmで重さは167グラム。詳細なスペックは以下に掲載されています。

Sprint Newsroom | HTC EVO Shift 4G fact sheet

ちなみに日本で唯一CDMA2000方式の第三世代携帯電話サービスを展開しているKDDIが、子会社のUQコミュニケーションズが展開するモバイルWiMAXサービスに対応した「WiMAX搭載スマートフォン」を発売する方針であることを認めていますが、「HTC EVO Shift 4G」が日本向けに発売される可能性はあるのでしょうか……?

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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