衝撃の次世代埋葬法「遺体をフリーズドライして粉砕」「薬剤に溶かす」


お葬式の際に故人をどう弔うかということについて、環境保護や土地の確保の意味から見て画期的な次世代の埋葬方法が現実のものになろうとしています。

従来のやり方のうち、火葬は遺体を焼却する際に二酸化炭素が排出されてしまい、欧米で行われる土葬は墓地の確保が年々難しくなっているとのこと。この両方を解決する方法が2つ挙げられていて、一つは液体窒素を使って遺体を冷却して粉砕する方法、もう一つは高温の溶液の中に遺体を漬けて溶かしてしまうというもので、まるでSF映画のような手法となっています。

次世代の環境に優しい埋葬方法と、導入予定のある国は以下から。Council crematorium plans to freeze-dry or dissolve bodies in sci-fi bid to be more environmentally friendly | Mail Online

お葬式の際に遺体を火葬すると、当然ながら二酸化炭素が排出されます。また、土葬する場合も埋葬するスペースの問題があります。こんな状況を打破するべく、環境に優しい新世代の埋葬方法が実用化されようとしています。

環境に優しい埋葬方法は、マイナス196度まで遺体を冷やすために液体窒素を使い、その後遺体を粉々に粉砕するというものです。それから磁石を使って、歯の詰め物や義肢といった金属部分を取り除くと、あとには無菌状態の粉が残ります。

by kasi metcalfe

フリーズドライ埋葬もなかなか衝撃的ですが、もうひとつの方法はさらに不安感をあおるものとなっています。それは、絹のバッグの中に入れられた遺体を、160度まで加熱したアルカリ性溶液の中に沈めるというものです。血肉や内臓、骨はすべて溶かされ、緑がかった茶色の液体と粉の混合物になります。

これまでに創作されてきたSF映画の不気味なエンディングにも似た「環境に優しい埋葬」ですが、遺体を処理する持続可能な方法として注目されています。イギリスでは遺体を埋葬する土地の不足も問題になっていますが、その一方で遺体を火葬した場合も、平均573ポンド(約259.9kg)の二酸化炭素が排出されます。現状では、英国で許されているのは火葬と土葬のみですが、多くの議会は次世代の埋葬方法に対する関心を示しています。

先ほど述べた環境に優しい埋葬方法「Promession」は、1999年にスウェーデンの生物学者によって発明されました。そして遺体の処理を行うための設備「Promatoria」が、2011年後半に英国、スウェーデン、そして韓国にオープンする予定です。

この新たな埋葬方法は、アメリカの6つの州ですでに承認されてもいます。また、スコットランドのResomation株式会社は新たな葬儀の方法を導入するかどうか、英国の政府当局と会談しています。

確かに火葬の必要がないので二酸化炭素排出は抑えられ、広い墓地の確保も不要となる合理的な方法かもしれませんが、これまでのお葬式のスタイルを覆す手法は大きな議論を呼びそうです。

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