メモ

まるで氷の世界、あらゆる所が凍りついたモスクワの景色


東北地方の上空に強い寒気が流れ込んで激しい雪を降らせ、交通網がマヒしたのはつい先日のこと。国道が通行止めになったために車300台がほぼ1日にわたって立ち往生した様子は全国ニュースでも報道されたので目にした人は多いのではないでしょうか。

しかし、それをはるかに凌ぐ寒さになるのがモスクワです。文字通り、ありとあらゆるものが「凍り付く」ため、とても日本では見られないような光景が広がっています。

街が氷に閉ざされた写真の数々は以下から。live_report: Москва обледенела
Лишь тот живой, кто жаждет чуда... - "Ледяной дождь" в Москве
moya_moskva: Глазированная столица
Светописное искусство в жизнь - Бурелом в москве

車の窓ガラスにはびっしりと氷がはりつき、つららのような物まで。


車体が全体的にうっすらと白くなって、辺りの景色と同化しています。


屋外に置き去りにされた卓球台は、もはやそのシルエットを残すのみでほとんど真っ白になってしまっています。


木にもびっしりと氷がついています。


新芽が冷凍保存されているかのような状態。木についている氷なので樹氷だと思ってしまいがちですが、こんな風に透明な場合は粗氷と呼ぶそうです。


赤い実が氷に覆われて、まるでオブジェのような美しさを放っています。


雪や氷の重みに耐えかねたのか、今にも折れてしまいそうな木。


本来はちゃんとまっすぐ立っていたはずなのですが、まるで柳の木のように曲がっています。


中には折れてしまう木もあるようで、幹の途中あたりからポキリと折れてしまっています。


街路樹が折れてしまった場合、邪魔にならないようにどけておくのも一仕事。大人の男性が数人がかりで取り組んでいます。


鉄製のてすりにも見事な形のつららが。


子どもたちが元気に遊び回る公園も、春までブランコはおあずけ。


街灯や電線にも容赦なくつららはぶらさがります。


車であろうが木であろうが、この寒さの前には等しく氷に閉ざされるのみ。


歩道も車道もまるでスケートリンクのように凍りついてしまっています。


この寒さの中出歩いたらどんな体感温度なのかと考えるだけで身震いしてしまいそうです。


凍りついた枝の下でうずくまるネコ。とてもきれいな光景ですが、寒さの苦手なネコがこんなところでじっとしていると、どうにか温かい場所へ連れて行ってあげたくなります。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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