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スタジオジブリ最新作は宮崎吾朗監督による「コクリコ坂から」、2011年夏公開


世界的に知られるアニメーション制作会社であるスタジオジブリの最新作が「コクリコ坂から」であることが明らかになりました。

これは1980年に「なかよし」に連載されていた少女漫画を原作とするもので、監督は宮崎駿氏の長男で「ゲド戦記」を監督した宮崎吾朗氏が務めるそうです。公開時期は2011年夏だとのこと。

詳細は以下から。
コクリコ坂から 公式サイト

スタジオジブリの最新作、「コクリコ坂から」の製作が発表された。監督は、「ゲド戦記」以来の宮崎吾朗。

ジブリ最新作は宮崎吾朗監督「コクリコ坂から」 : 映画ニュース - 映画.com

スタジオジブリといえば長編アニメ映画を多く手がけるアニメーション制作会社で、宮崎駿監督による「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」「となりのトトロ」、高畑勲監督による「火垂るの墓」などで広い世代に知られています。


長編映画が多いことから、2002年の「猫の恩返し」(森田宏幸監督)以降は作品が隔年公開となっており、2010年には「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)が公開されましたが、久々に2年連続でジブリ作品がスクリーンに登場ということになりそうです。

2011年夏の東宝作品ラインナップとして発表された「コクリコ坂から」は、高橋千鶴さんと佐山哲郎さんによる少女漫画で、1980年1月から8月に「なかよし」に連載されていた作品。コミックは全2巻。宮崎駿監督は長年この作品を愛読しており、今年の7月に新装版が発売された際には帯に推薦文を寄せたほか、鈴木敏夫プロデューサーが「少女漫画は映画になり得るか、ただいま、企画検討中です」とコメントしていましたが、どうやら「映画になり得る」という判断が下ったようです。

監督を務めるのは宮崎駿監督の長男・宮崎吾朗氏。2006年に「ゲド戦記」で監督デビューし、興行収入はこの年の1番を記録しましたが、一方で原作者のル=グウィンさんには原作とは違う作品であると違和感を示されたほか、映画評論家にも厳しい評価を受けました。

「コクリコ坂から」は宮崎吾朗監督の代表作として誇れる作品となるのでしょうか。2011年が楽しみです。

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in 映画,   アニメ, Posted by logc_nt

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