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起きるのがつらい冬の朝、目覚めてから布団から出るまでは全国平均13.3分


いよいよ年の瀬に向けて空気も冷え込み、朝起きるのがつらい季節となりましたが、ついつい寝坊してしまって慌てて会社や学校へと急ぐ人もいるのではないでしょうか。

そんな冬の朝について、ウェザーニューズが1万1452人に対して調査を行った結果がまとめられていました。冬に朝目覚めてから起きるまでは全国平均で13.3分という結果ですが、これはあくまで平均値。都道府県別や性別によってはかなりの差が出ているようです。


布団から脱出するためにしている工夫や、冬の朝のよさなど、さまざまな項目について興味深い結果が出ています。明日の朝起きる時にこの結果を思い出してみると、いつもより少し早く起きられるかもしれません。

冬の朝事情についてのアンケート結果は以下から。「みんなの冬の朝事情」調査結果発表。目覚めてから布団出るまで、全国平均13分!/2010.12.13

「目が覚めてから、布団を出るまでの時間は?」という質問の回答から調査したところ、全国平均は13.3分となったそうです。また、この結果を都道府県別にランキングにしたところ、最も起きるのが早かったのは徳島県と宮崎県の11.0分、3位が山口県の11.3分、4位が福井県と奈良県の11.5分。一方、下位は45位が広島県の15.7分、46 位が熊本県の16.1分、最も遅かったのが鳥取県の16.6分でした。


この質問を都道府県ごとに男女別で集計したところ、女性の平均は87.2分、男性は59.9分となって、女性の方が男性よりも27.3分も遅い結果になりました。また、ランキングの結果も男女総合のものとはやや順位が変動しています。


全国平均より早い都道府県をマップ上に表すと、西日本ほど布団を出る時間が早い傾向にあるということが見えてきます。反対に、北日本は北海道と東北で全国平均より遅いという結果になり、寒い北日本ほど、布団から出にくくなる傾向にはようです。


「寒くてなかなか起きられない朝…布団から出るために一番必要だと思うことは?」という質問に対しては、56パーセントの人が「気合」と答えるなど、気力で何とか起きている人が多いようです。それに続いて多いのは「部屋を暖める」という回答。エリア別に見ると、北海道と東北では「部屋を暖める」という回答が「気合」を上回ったということで、寒さが厳しい地域だからこそ、効率的な手段を取っているのかもしれません。

「その他」の回答の中では、「好きな音楽をかける」「前日に予定を立てておくと比較的起きられます」などのコメントが寄せられたとのことで、いろいろな工夫をしている人もいるようです。


「冬の朝、一番困ることは何ですか?」との質問に対して、「部屋が寒い」「雪かき」「霜(車の窓など)」「水が冷たい」「結露」「水道の凍結」「特になし」「その他」という選択肢から回答を得たところ、全国的には「部屋が寒い」が48%と圧倒的に多く、続いて「霜(車の窓など)」(16%)、「水が冷たい」(10%)となりました。

また、東北の結果のみを抽出すると、「雪かき」が全国平均と比較して多くなり、3人に1人が雪に悩まされていることがわかります。また、全国平均で2番目の困り事になっていた「霜(車の窓など)」は、東京都・神奈川県・大阪府では、他道府県に比べて占める割合が小さい結果になっていて、交通手段が車よりも鉄道の方が多い大都市の特徴が表れたようです。


「冬の朝、一番好きなことは?」という質問に対しては「澄んだ空気」「二度寝」「朝日・夕焼け」など、冬だからこそ感じられる醍醐味がいろいろと挙げられています。


朝起きるのがつらいのはどの都道府県に住んでいてもおよそ共通の悩みだとは思われますが、起床までの平均時間が分かったことで、それよりは早く起きてみようと励みになるかもしれません。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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