試食

カナダのおみやげ「エルクのうんこ」と「ビーバーのうんこ」試食レビュー


カナダ旅行のお土産品として、編集部に変わったお菓子が届けられました。その名も「Elk Droppings」と「Beaver Dropping」。

「Droppings」とは日本語で言うと「落とし物」。パッケージに描かれた動物の体勢と表情を見るとなんとなく分かりますが、ありていに言えば「エルクのうんこ」「ビーバーのうんこ」という名前の商品です。日本にも奈良で「鹿のふん」を模したお菓子が売られていますが、同じ方向性のお菓子と思われます。一体どんな味がするのでしょうか……。


というわけで、「エルクのうんこ」と「ビーバーのうんこ」の実際の見た目と味は以下から。Heart Industries Ltd. - Canadian Made Specialty Foods & Souvenir Products | Canada True | - Markham, Ontario

左が「エルクのうんこ」で、右が「ビーバーのうんこ」のパッケージ。


まずは「エルクのうんこ」から見ていきましょう。エルクとは一般にヘラジカのことを指すそうですが、北アメリカではアメリカアカシカというヘラジカとは別種のシカを指し、このパッケージのエルクも胴の薄い毛色などアメリカアカシカの特徴で描かれています。


うんこをしているエルクの横に、「カナダで生産されました」という表示が。


「エルクのうんこ」は1袋3.98ドル(約330円)。


レーズンをチョコレートで包んだものが135g入っているようです。エルクのふんが135g入っているわけではないのが分かって一安心。


栄養成分表示。英語とフランス語で書かれた100gあたりの栄養成分表示。各成分の右端に書かれているパーセンテージは1日の摂取量目安に対して、このお菓子に入っている量が何%を占めるかが記載されているようです。


原材料表示。チョコレートとレーズンとアラビアガムが入っているようです。


これが中身。名前さえ聞かなければおいしそうなチョコレートなのですが……。


お皿に移した「エルクのうんこ」。


ちなみにGoogleで「elk droppings」を検索するとこんな画像が出てきます。(閲覧注意)


近づいて見たところ。しっかりチョコでコーティングされていて、中のレーズンは見えません。


「エルクのうんこ」を切ってみました。肝心の味ですが、レーズンに対してチョコレートが強めに出ていて、「レーズンはちょっと苦手」という人にも楽しめるかもしれません。チョコレート自体もクリーミーで甘め。見た目のイメージよりも甘みが強い感じです。


お次は「ビーバーのうんこ」。ビーバーの下半身をメイプルリーフが隠しています。


こちらももちろん「カナダ産」。


「ビーバーのうんこ」も1袋3.98ドル(約330円)。


「純粋なメープルシロップを使っています」という表示。


ローストしたピーナッツをメープルシロップでコーティングしたとのこと。内容量は150g。


栄養成分表示。鉄分が多く含まれているようです。


原材料表示。ローストしたピーナッツ、砂糖、植物油、メープルシロップ、グルコース、人工調味料が含まれているようです。


こちらが「ビーバーのうんこ」の中身。


お皿に移してみました。


「ビーバーのうんこ」に近づいて見たところ。


切ってみました。食べて見ると、ローストしてあるためか、メープルシロップの焦げた香りとも重なってとても香ばしい感じ。ウィスキーやブランデーのお供にも合いそう。これだけ出されたらけっこう高級なお菓子のように思えるくらいで、とても名前が「うんこ」だとは思えません。


味が良いだけに、なぜこんな名前にしてしまったのかと思わせる「エルクのうんこ」と「ビーバーのうんこ」ですが、見た目で笑えて食べておいしいということで、お土産にはちょうどよさそうですが、渡す相手には気をつけたほうがよさそうです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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