メモ

日本の各地域ごとに「ブランド力のある大学」の2010年版が選出される


「大学」は学術研究や教育における最高機関とされていますが、残念ながら大学によって学生の就職や資格取得実績、研究実績、入学偏差値などで序列があるのが現状です。

そんな中で「ブランド力がある大学」の2010年版が各地域ごとに選出されました。

詳細は以下から。
早稲田大学が、首都圏の主要大学120校の中で「大学ブランド偏差値」第1位 教育関連従事者がみる大学:「地域産業に貢献」の東京農工大学、「資格取得に積極的な」東京学芸大学

日経BPコンサルティングによると、2010年8月に「首都圏」「近畿」「北陸・東海」「中国・四国」「九州・沖縄・山口」の5地域359大学を対象に、同地域に住むビジネス・パーソンや中学生以上の子供のいる父母、また教育関連従事者の目線から、大学の「認知度/認知経路」「採用意向度」「入学推薦度」「子供の進学に対する意識」などのほか、大学や学生などに対する49項目に及ぶブランド・イメージを調査したそうです。

まずは首都圏の結果。有職者から見たブランド力1位は早稲田大学、2位は東京大学、3位は慶應義塾大学となっています。ランキングを見る限り、必ずしも入学偏差値とブランド力が一致するわけではないというのが興味深いです。


教職員などから見た大学のイメージ。「教育機関としてのビジョンがある」のは東京大学、「広報活動に力を入れている」のは早稲田大学……といったように、各項目でトップの大学が掲載されています。また、学生に対するイメージでは「リーダーシップがある」「創造力がある」「意見を言える、自己主張できる」の項目で慶應義塾大学がトップに。


名古屋大学が、北陸・東海の主要大学63校の中で「大学ブランド偏差値」第1位 教育関連従事者がみる大学:「キャンパスのデジタル化が進む」豊橋技術科学大学/名古屋商科大学

続いては北陸・東海地方の結果。ブランド力1位は名古屋大学、2位は南山大学、そして3位は金沢大学に。


大学や学生に対するイメージ。あらゆる項目で名古屋大学がトップに躍り出ており、その強さを思い知らされる結果となっています。


京都大学が、近畿圏の主要大学66校の中で「大学ブランド偏差値」第1位 教育関連従事者がみる大学:「地域産業に貢献」の大阪府立大学、「資格取得に積極的な」武庫川女子大学

そして近畿圏。東の最高学府の東京大学が2位であったのに対して、西の最高学府の京都大学は1位となっています。2位は大阪大学で、3位は同志社大学。京都大学、大阪大学に次ぐランクになるであろうと思われた神戸大学が8位であることに驚かされます。


大学や学生に対するイメージ。大学に対するイメージでは、各項目にさまざまな大学が名を連ねているにもかかわらず、学生に対するイメージでは京都大学が他大学を圧倒。それだけ良質の学生が揃っているととらえられているのでしょうか。


広島大学が、中国・四国圏の主要大学57校の中で「大学ブランド偏差値」第1位 教育関連従事者がみる大学:「地域産業に貢献」の鳥取大学、「資格取得に積極的な」徳島文理大学

中国・四国編。広島大学(1位)と岡山大学(2位)に続いて、愛媛大学がランクイン。全体的に国立大学が強いイメージです。


また、大学や学生に対するイメージの項目では、あらゆる項目で広島大学がトップとなり、続いて岡山大学が名を連ねる形に。


九州大学が、九州圏の主要大学55校の中で「大学ブランド偏差値」第1位 教育関連従事者がみる大学:「地域産業に貢献」の鹿児島大学、「資格取得に積極的な」福岡教育大学

九州・沖縄・山口編では1位が九州大学、2位は熊本大学、3位は福岡大学に。近畿圏で好調だった立命館系列の立命館アジア太平洋大学は17位という結果に。


大学に対するイメージや学生に対するイメージでも多くに九州大学がランクイン。福岡大学や福岡教育大学、立命館アジア太平洋大学も善戦しています。


なかなか興味深いデータとなりましたが、少子化で大学間競争がより激しくなり、ブランド力が無いと厳しい戦いを強いられると考えられる中、各大学はどのような施策で生き残りを模索していくのでしょうか。

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in メモ, Posted by darkhorse_log