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三菱鉛筆、書いた絵や文字が3Dになる「POSCA(ポスカ)3D」を限定発売へ


3Dテレビや3Dパソコン、携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」に加えて、シャープが3Dスマートフォンの発売を予定するなど、3Dコンテンツへの需要が高まる中、「uni」ブランドでおなじみの筆記具メーカー最大手、三菱鉛筆が書いた絵や文字が3Dになるカラーマーカー「POSCA(ポスカ)3D」を発表しました。

また、自分で書いた文字や絵の立体感をより強調する方法なども解説されています。

詳細は以下から。
自分の描いた絵や文字を、3Dで楽しむことができる!
ポスカで楽しむ世界が更に広がる!
ポスターカラーマーカー『POSCA(ポスカ) 3D 8色セット』新発売
10月29日(金)限定発売


三菱鉛筆のプレスリリースによると、同社はポスターカラーのようなサインペンとして、1983年発売以来25年以上親しまれているポスターカラーマーカー「POSCA(ポスカ)」の中で立体視に適した8色と3Dメガネ、黒画用紙5枚をセットした「POSCA 3D 8色セット」を2010年10月29日(金)から限定発売するそうです。価格は税込1942円。

3Dがブームとなる中で同社は「自分達が描いた文字や絵を3Dに見ることができないか?」という視点から探索を行っており、その結果、黒画用紙に「POSCA」で描いた絵や文字を、専用3Dメガネで見ると立体視できるということを発見したとのこと。


また、「色相の変化」が「奥行き」の変化になるため、黒や濃い下地への描画が効果的に立体視できるほか、数ある筆記具の中でも、不透明インクで黒画用紙などの黒や濃い下地に描いても綺麗に発色するという特長を持つ「POSCA」がより立体視に適しているそうです。

これが「POSCA 3D 8色セット」です。インクは水色、青、紫、桃、赤、橙、黄、緑。


なお、黒紙に筆記した場合の見え方は以下となっており、うまく組み合わせることでより立体感を出すことができるようになっています。

  赤 橙 桃 紫 黄 水 緑 青
(浮き出る)←-------------→(沈む)


実際に描いているところ。


より3D効果を高めるためには、以下のようにすると良いとされています。

・細い線よりも太い線や面を描く。
・浮き出る色と、沈む色を近い位置で使う。
・浮き出る色には沈む色、沈む色には浮き上がる色で「ふち取り」する。


専用メガネまで用意するあたり、なかなか面白いアイテムであると思われますが、2Dで見た時と3Dで見た時の雰囲気が大きく変わるような凝った工夫を施すと、人に見せるときの楽しみも広がりそうです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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